皆さん、こんにちは。翻訳センターの藤田奈緒です。
4月8日の日曜日、KANさんの弾き語りライブに行って来ました。
そう、♪かーなーらーずぅ、最後に愛は勝つーっ♪(「愛は勝つ」(1990年)」の歌声で日本中に感動を与えてくれた、あのKANさんです。
KANさんは今年でデビュー20年。大ヒットを記録した以降も地道にミュージシャン活動を続け、いつの時代もコアなファンに支持され続けてきた、素敵なおじさまです。
「愛は勝つ」の頃からピアノのイメージが強いKANさんですが、弾き語りライブを始めたのは、意外にも、つい最近だそうです。
きっかけは「フランス留学」でした。
現地のピアノ学校で仲間たちと雑談していた時のこと。「日本で音楽活動してるんだ」と話すと、「なにか弾いてよ~」とせがまれたKANさん。ピアノが目の前にあったにもかかわらず、その時は「いやいや、いいよ...」と逃げ出してしまったそうです。
その日の出来事が心に引っかかったまま、2年前に帰国したKANさん。(仲間のリクエストに応えて即興演奏ができなかった自分...ピアノの弾き語り一つできないでアーティストなんてかっこ悪いな...)と反省しました。
「単独弾き語りツアー」をスタートしたのは、その直後でした。
しかし、意気込んで始めてはみたものの、"小心者"を自認するKANさん。ライブ開始前の緊張に耐え切れず、開始予定時刻の30分前からステージに登場。リハーサルを始め、いつの間にか満員になったお客さんに気づくと一旦ちょっと下がって、すぐに再登場。そのまま本番に突入!
めったにお目にかかれない"荒業"を披露してくれました。(笑)
ほんとうに幸せそうに歌うKANさん。
今回のツアーのために、KANさんが銀座で購入したというCole Haanの靴が、キラリ☆。