発見!今週のキラリ☆

« vol.25 「大声で毒出しのススメ!」 by 丸山雄一郎 | 発見!今週のキラリ☆ トップへ | vol.27 「井の中の蛙、大海に出る」  by 藤田彩乃 »

vol.26 「デトックスへの道」 by 潮地愛子


2月のテーマ:デトックス

今月のキラリ☆のテーマはデトックス。いわゆる毒だしである。何でこんなテーマに当たってしまうの!?不規則な生活を送りまくりで毒がたまりまくっている私。昨日の健康診断の結果がちょっとコワい・・・。

生活が不規則だと、運動もなかなか続かず、食事も偏りがちになる。いつだったか、眼科で「ドライアイ」と診断された。眼に小さな試験紙みたいなのをはさんで、涙の量を測るのだけれど、特に右目からなんてほとんど涙が出ない状態だった。先生の質問は私の生活スタイルや食事におよんだ。そして、私に向かって、あきれたように「乾いてるわねえ~、全体的に。」と言い放った。乙女心に北風が吹いた。「全体的に」ってコメントは余計だ。でも、眼科医に食生活にダメだしをされたことはショックだった。自分をごまかせてはいるようでも、眼に支障をきたすってことは、つまりは体がダメージを受けているってことだからである。

「食」って大事なんだなと実感するとともに思うことがある。それは、成長過程で自分が食生活に恵まれていたということ。私の母は出来合いのものや添加物の入ったものが嫌いで、いつでも手作りのものを食べさせてくれた。弁当のカラーは茶色ぎみだったような気もするが、今思えば、何てぜいたくだったんだろうと思う。加えて、私はとにかくいっぱい食べる子供だった。めったにカゼをひかないのは、成長過程でたっぷり栄養を摂ったからだと今でも信じている。冬になってカゼが大流行し、学級閉鎖になりそうなクラスの中にいても元気だった。多分、それはビタミンCのおかげでもある。みかんが大好きで、お腹をこわしても食べ続けたくらいだ。みかんの食べすぎで、冬場は黄色い子供だった。
センター試験の前夜、クラスメートがカゼにかかって高熱にうなされ撃沈されていく中、私だけがピンピンしていて、朝ごはんもたいらげ、体調だけは万全な体勢で試験にのぞむことができた。今、私が不規則な生活をしていても、カゼをひくでもなく元気でいられるのは、そういう成長期の食生活があったからのように近頃思えてならない。そして、そう思うたび、お母さんありがとう、と心の中で感謝する。

でも、裏を返せば、そんなことが身にしみるのは、眼科医の診断を裏付けるかのように、体力の衰えをひしひしと体感しているから。私がストレスやら毒素やらがたまりまくっているのを実感しているからでもある。ブログで健康ネタについて書くことなんて、数年前だったらなかったはず。そして現在、私はそんな体力の衰えやらストレスやら毒素やらに直面して、途方にくれている。どうしたものか・・・。そんなわけで、今月のキラリ☆のテーマ「デトックス」の前に、私の当面のテーマが「デトックス」だったりする。