vol.38 「ギラリ☆プロ魂」 by 浅野一郎
8月のテーマ:太陽
"猛暑"という言葉が生ぬるく感じられる今日この頃。外出する際は3枚のタオルハンカチを常備している浅野です。
先日、感動して涙が出そうになったメールをもらいました。お盆休み期間中に発生する可能性のある仕事について、修了生にスケジュールを聞いた際の返信です。"この夏はプロジェクトに捧げる所存です。何でもやります!"という内容でした。ちなみに、このメールをくれたのは、比較的、修了して間もない方です。
皆さん、このメールをどう思いますか? 文面はとてもカジュアルですが、私はここに凄まじいまでの覚悟と決意を感じます。皆さんは、ここまでの決意があると胸を張って言えますか? もちろん、考え方は人によって様々でしょうから、この姿勢を強要するわけではありません。
ただ、一つ強く心に留めていただきたいのは、「プロを目指す、プロになる」という強い信念を持って、頑張っている修了生がいる、旅行や遊びの計画をつぶして、今夏は仕事に打ち込む覚悟をしている修了生がいるということです。
映像翻訳のオファーはもらったけど、友達と遊びたいから、あるいは映画・ドラマの字幕の仕事ではないから断ろうかなという意識が働いたら、思い出してください。犠牲を厭わず仕事を獲得しようとしている人がいることを。
太陽は、沈んでも次の日には必ずまた昇りますが、仕事はそうではありません。逃してしまったら、次はいつくるか分かりません。どうか一つ一つのチャンスを大切にしてください。