第6回:緊急報告!『LIVE STAND 2010』
2010年07月22日
【written by きただてかずこ】 子供の頃からお笑いが好きで、オトナになった今もバラエティ番組を見なければ夜も日も明けぬ毎日。ライブにもしばしば足を運び、笑える喜びにどっぷり浸りまくっている。【最近の私】「ライブスタンド」では音楽企画も見どころでした。今田耕司さんのKOJI 1200とフットボールアワー・後藤さんのGO☆TOの競演は感激モノ。GO☆TOのオリジナル曲「今は東へ」はリック・アストリー、カイリー・ミノーグといったポップな音楽が好きな人には超お勧めです!!
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先日、7月17日~19日の3日間に渡り、幕張メッセでお笑いフェスティバル『LIVE STAND 2010』が行われました。今年で4回目を迎えたこのイベントには過去最高の6万2000人が訪れ、さらに「一日で最もたくさんの芸人が出演している世界一のお笑いイベント」としてギネス世界記録にも認定されました。私は3日目の19日の様子を見てきましたが、今回は新たな試みもあり、例年以上に楽しいイベントだった気がします。
新しい試みのひとつは、出演芸人さんによるツイッター実況。当ブログの第3回「ツイッター芸人、急増中!」にも書きましたが、最近は非常に多くの芸人さんがツイッターをやっています。それをこのイベントにも生かし、会場内の3つあるステージの様子をオンタイムで伝えようというのがこの企画です。さらに今年は動画配信サービス「Ustream」や「ニコニコ動画」でのステージの模様の生配信もあり、会場に足を運べない人も楽しめるようになっていました。私も2日目の様子を動画で見ましたが、映像・音声共に問題なく、臨場感も満載。噂のお笑いフェスの「入門編」という役割も果たしたのではないでしょうか。
とは言え、やっぱり家で雰囲気だけを味わっているより、会場で熱気を体感するほうがずっと楽しいもの。今年は『あらびき団』(TBS)や『アメトーーク!』(テレビ朝日)など人気番組の収録も行われ、さらに3D映像で漫才やコントを楽しむ企画も登場。3Dについては、映像が映し出されるスクリーンの下で本物の芸人さんが漫才やコントをしているので、正直妙な感じもしましたが、3Dで見ると会場の後ろにいても芸人さんを近くに感じることができるという利点もあり、ほかのライブにも生かせる試みだったように思います。また、ステージ以外のスポンサーブースでも芸人さんが出演するさまざまなイベントが行われ、こちらは3Dメガネをかけなくても至近距離で芸人さんが見られることもあり、大盛況でした。
ほかにも、飲食ブースには芸人さんがプロデュースした屋台が出店。料理好きが高じて本まで出したチュートリアル・福田さん、実際に自身の店を手がけている木村祐一さんやペナルティ・ヒデさん、たむらけんじさん、シャンプーハット・てつじさんが自慢の味を披露しました。私は、たむらさんの「炭火焼肉たむら」の壺カルビ丼とてつじさんのつけ麺店「宮田麺児」のつけ麺をいただきましたが、どちらもおいしかったです。「宮田麺児」は大阪の芸人さんの間で話題になっていて、お店も並ばないと入れないと聞いていたのですが、その人気も分かる味。「たむら」では、かつてビッキーズという漫才コンビで活躍し、解散後、「たむら」に転職した木部ちゃんの姿も見られてうれしかったです。もちろん壺カルビもおいしかったですよ。
10月には大阪でも『LIVE STAND 2010』が開催されます。去年は新型インフルエンザを考慮して中止となってしまいましたが、今年は「お笑いの聖地」がいつも以上に大きな笑いに包まれることを願いたいと思います。