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【予告編コラム】あの、お下劣パニック映画が戻ってくる!
                       『ピラニア リターンズ』の予告編

2012年07月12日

【written by 鈴木純一(すずき・じゅんいち)】映画を心の糧にして生きている男。『バタリアン』や『ターミネーター』などホラーやアクションが好きだが、『ローマの休日』も好き。
【最近の私】特撮博物館に行ってきました。映画やテレビで使われた手作りの模型や着ぐるみ、マスクの数々にはCGとは違う感動がありました。最近は無性に特撮映画が観たくなっています。
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今年の夏はバットマンの最新作『ダークナイト リターンズ』や、『エイリアン』の前日譚である『プロメテウス』など、シリーズものの作品の公開がいくつか予定されている。今回はそんな正統派シリーズに対し、もしかしたら今後長くシリーズ化されるかもしれないパニック映画、『ピラニア リターンズ』の予告編を紹介したい。

前作『ピラニア3D』は昨年夏に公開され、この予告編ブログでも取り上げた。エロとグロが入り混じった3D作品で、その面白さに大変満足した1本だった。
続編『ピラニア リターンズ』の予告編は、滑り台や色々なプールのある"ウォーター・パーク"でビキニのお姉さんたちが楽しんでいる場面から始まる。しかも、このプールは監視員がストリッパー! 「なんでストリッパーが監視員なの?」という質問に対し、経営者は「ストリッパー救助員だから」と、よく分からない答え。でも、このプールには大いにそそられます。

そして、前作に登場し、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でドクを演じたクリストファー・ロイドが、本作でも博士役で再び登場。第1弾では、太古から湖底に暮らしていたピラニアが湖で遊ぶ人間たちを襲っていたが、今回、博士は「ピラニアは、下水管にも入り込んでくる」と予想。ということは、この続編でのピラニアは水道管を通ってプールに流れ込むってことのようです。

あの惨劇から1年...
湖での忌まわしい出来事を思い出すこともなく、プールで盛り上がる人々の前に颯爽と現れたのは、世界一有名なライフガード!そう、往年のスター、デヴィッド・ハッセルホフ!
デヴィッドの代表作に挙げられるのが、ライフガードを主人公にしたドラマ『ベイウォッチ』。この作品でベイウォッチ(水難監視救助隊)の副隊長・ミッチを演じていたデヴィッドが、『ピラニア リターンズ』ではなんと本人役で、しかもライフガードとして登場するのだ。

みんなで濡れて、楽しもうぜ~!
...とプールのスタッフがマイクで絶叫する中、プールには予想通り、大量のピラニアが流入!
プールに何かいるぞ!
と叫んでも、時すでに遅し。水の遊園地は一転、地獄絵図に。無論、ストリッパー救助員など歯が立つはずもない。
その様子に気づかず、平然とするデヴィッドに対し、グラマーというより太めという感じの女性が「ライフガードなら助けて!」と懇願。ところが彼は「やれやれ、俺はスターなんだぜ」と『ベイウォッチ』での若手隊員の良き兄貴分・ミッチの頼もしさはどこへやら、助ける気はゼロ。誰も頼れない、世界一行きたくないプールですね。

飛び出し危険!
大きな胸を揺らし、逃げ惑うビキニの女性たち。そこでピラニアに立ち向かうのが、クリストファー・ロイドと並んで再登場のヴィング・レイムスだ。ちょっと待って!ヴィングは前作で死んだはずでは...と細かいことは気にしないのが、この映画を楽しむための正しい見方。ヴィングは「俺の脚をよこせ」とマシンガンを脚に装着する。そして銃口をピラニアに向けて、ド派手にぶっ放す!人間VSピラニアの戦い!果たして、勝つのはどっちだ!?

今回も、たくさんのピラニアやセクシーな美女たちが3Dで迫りくる、この作品。結末は、映画館で確認してきます!

今回注目した予告編


★『ピラニア リターンズ』
監督:ジョン・ギャラガー
出演:クリストファー・ロイド、ヴィング・レイムス、デヴィッド・ハッセルホフ
7月14日より公開
公式サイト:http://www.piranha-3d.jp/