日本映像翻訳アカデミー

講師・体験談

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講師紹介

★山根克之/映像翻訳者・英語講師

映像翻訳者に求められるリーディングやリスニング、英文解釈など英語力UPに必要なスキルを指導。当校修了後、フリーの映像翻訳者として活動を始める。プロレスやサッカーなどのスポーツ番組からミリタリー、歴史、自然、科学関連のドキュメンタリー番組まで幅広く担当。また、当校の英語運用能力強化コースEnglish Clockの主任講師を務めるほか、英日映像翻訳科の講義も担当。

講師のコメント


「翻訳者は日本語で勝負すべし」「英語力より日本語力を」。
プロの映像翻訳者を目指す方が必ず耳にする言葉です。そして壁にぶつかった時には(今の自分にこそふさわしい言葉だ)と心に響く言葉でもあります。

確かにこの教訓はプロに向かう人に、大切な“気づき”を促しています。その真意をもう一度よく考えてみましょう。これは日本語力が優れていれば、英語力が多少不安でも大丈夫という意味ではありません。総合コース・I、総合コース・II、 実践コースで課題をこなしてきた皆さんならお気づきだと思いますが、そもそも英語の解釈が間違っていれば、どんなに美しい日本語で飾ってもボロは出るものです。

優れた英語の原稿は初めから終わりまで一貫したロジックで形成されています。そのロジックの展開を追えずに、正しく解釈できないところを雰囲気で訳すとどうなるでしょうか?

例えば字幕の場合なら、訳文のロジックが破綻していると「1枚目と2枚目、4枚目と5枚目のつながりは悪くないが、3枚目の字幕が浮き上がっている。訳者の意図もわからない」といった原稿が生まれます。思い当たる方も少なくないのでは?これでは当然翻訳者としての信用を得られません。

「日本語力で勝負」という言葉の裏には 「英語力はあって当然」という前提があります。翻訳の課題でそもそも原文の解釈に不安を残したまま提出したことはありませんか? もしそれが自分の引き受けた実際の仕事だったらどうでしょう? 発注した側はそのような原稿と仕事ぶりを見てどう思うでしょうか?

日本語力やリサーチ能力などの翻訳スキルはしっかりした英語力が備わってこそ十分に発揮されるものです。課題と真剣に取り組みながらも伸び悩みを感じている方は、自分自身と向き合い、翻訳者としての絶対的なベースとなる英語力を磨くことで大きな飛躍が望めるはずです。そんな半年間を私たちと共に過ごしてみませんか。

★English Clockから2017年1月のトライアル 合格・次点が6名!! http://www.jvta.net/tyo/ec-nishii-san-yamane-san/

★修了生が見事トライアルに合格!
実践コース終了後、「自分で勉強しても結局は自己流の解釈から抜け出すことは出来ない。それならプロの翻訳者の元で英語を勉強しよう」と決断し、Category2を受講。 http://www.jvtacademy.com/news/index.php?id=702


★山根講師が執筆する人気コラム、プロが教える「翻訳力UPの裏ワザ」はこちら http://www.jvtacademy.com/news/?id=465

★Category2修了生5名の皆さんが語るEnglish Clock 座談会の様子はこちら
http://www.jvtacademy.com/news/?id=596

体験談

望月世津子さん (Setsuko Mochiduki)

望月世津子さん (Setsuko Mochiduki)

  • 受講歴2013年10月期 映像翻訳/総合コース・Ⅰ
  • 2014年4月期 バリアフリー講座 音声ガイド&字幕
  • 2015年4月期 映像翻訳/総合コース・Ⅱ
  • 2015年10月期 English Clock/Category2 文法
  • 2016年4月期 映像翻訳/実践コース

  • ☆English Clockを受講したきっかけを教えてください☆

    総合コース・Ⅱを修了後、英文解釈力に自信がなくなり、このまま進級するのは不安でした。課題に取り組んでいる時も、字幕の日本語表現などを練るよりも英語の解釈に時間がかかりすぎていたんです。私は学生時代、英語の構文は苦手だったのですが、英語で話すのは割と得意だったのでつい後回しにしてきました。でも翻訳をする上ではやはり文法や英文解釈からは逃れられません。総合コース・Ⅰの間はなんとなく課題をこなせていたのですが、総合コース・Ⅱでは課題の量も増えて苦しくなってきました。でも、講義中は、原文に関しての初歩的な質問をして講義を止めるのは気がひけて…。そこで実践コースに進級する前に英語力をつけておこうと、English Clockを受講しました。

    ☆実際に受講してみて講義の様子はいかがでしたか?☆

    スラッシュリ-ディングを学べたのが良かったです。スラッシュリーディングとは英文の構造を見ながら文節ごとにスラッシュを入れて読み、意味を理解していくもの。山根先生の指摘で、私はこれまでこの切り方を間違えていて、結果的に誤訳になっていたのだと分かりました。長文でも順を追って細かく分けて読めると怖くなくなります。文には主語、動詞の他に目的語や補語があり、ないときはない理由がある。それを再確認できました。「意味が分からない」と迷うよりも「これは何か省かれている」と予測して前後を探せるようになりましたし、今ではすっかり習慣になり、英語の構造が見えてきました。

    少人数で質問がしやすいのもいいですね。山根先生は質問の答えをすぐに教えるのではなく、「これ先週やったよね。何だっけ?」と自分で考える行程を作ってくれるので、それぞれが積極的に発言することで有意義なやりとりができるんです。なぜこの表現になったのかを一緒に考えてくれるし、間違えても「こう思ったから間違ったんじゃない?それはこうするべきだよ」とロジックを教えてくれます。受講生の話をじっくり聞きながらそれぞれが苦手なところを引き出して丁寧に解説してくれるので安心して質問ができます。無生物主語など英語独特な言い回しには気をつけることもできるようになりました。

    ☆受講前と比べて何が変わりましたか?☆

    English Clockではとにかく原文の英文をすべてしっかり理解することに特化しています。私は分詞構文など細かい英語の文法をすっかり忘れていましたが、基礎的な構文を復習できました。また、辞書の引き方を教えてもらったことで、Have やbeの使い方、a とtheの違い、同じ単語でも動詞なのか名詞なのか、なぜsがついているのか(動詞の三人称なのか複数形なのか)などといった細かいポイントなどを見逃していたことに気づきました。今は難しい単語より、Homeなどよく使う単語のほうを良く調べるようになりましたね。誤訳を指摘された時もそれまでは「ああ間違えちゃった」という感じでしたが、今は「どっちかなと悩んだけどやっぱりこっちだったか」という感じになりました。なんとなく間違えてしまうのではなく、自分が悩んだ過程の中での最終的な選択ミスであり、きちんと意識した間違いになったのです。こうした基礎を知っていて訳すのと知らずになんとなく訳すのは出来上がった訳文が全然違います。今は英語の解釈をきちんと理解した上で、字幕やボイスオーバーにするために表現を整えたり、見る人のターゲットを考えてトーンやマナーにも気を配ったりできるようになりました。

    実践は課題の量も多いので、しっかりと基礎を固めてから進級して良かったと思います。総合コース・ⅠとⅡに比べ、英語の構文で悩むことは少なくなりました。私のように英語力に自信がない方は、進級前にEnglish Clockを受講するのがおすすめです。私も今もう1度、総合コース・Ⅰから課題をやり直したい(笑)。今ならもっといい原稿が作れたのにと悔しくなります。

大竹恵子さん (Keiko Otake)

大竹恵子さん (Keiko Otake)

  • 受講歴2010年10月期 映像翻訳/基礎コース・Ⅰ
  • 2011年4月期 映像翻訳/基礎コース・Ⅱ
  • 2011年10月期 映像翻訳/実践コース
  • 2012年4月期 English Clock/Category3
  • ※2012年9月オープントライアル合格!

☆1つの素材をベタ訳と字幕(またVO)作成の2段階に分けて行う講義は効果的でしたか?☆

精度の高い原稿を作るためのトレーニングとして、非常に有効だと感じました。 本科の講義では、VOや字幕の最終形を元にレッスンが進むので、言葉の表面的な部分で自分のアウトプットの良し悪しを判断しがちでした。しかし、今回Category3でしっかりベタ訳をしてからVOや字幕を作るという経験をしたことで、最初の素材解釈の精度こそが重要で、これがしっかりできていれば、適切な情報の取捨選択や全体の流れの把握は自ずとついてくるのだということに気づきました。

☆今後の学習の具体的なヒントになったと思われることは?☆

字幕の課題の際にいただいたプロット(各パートで最も優先的に伝えるべきテーマをまとめたもの)は、その後の学習に非常に役立っています。実践の講義の際にも“全体の流れ”ということは、幾度となく言われ、自分の頭の中ではやっているつもりでいましたが、今回Category3の講義で改めて意識するようになりました。講義でいただいたプロットを元に全体の流れを考えて字幕を作っていくと、ナレーションとインタビューの相互関係、パラグラフの構成などがより深く理解できました。そうすることで、情報の取捨選択がスムーズになり、前後のつながりのために欠かせない接続詞などが見えてくるようになったと思います。

☆講義全体の感想を☆

Category3は文字通り、「映像翻訳者の頭の中をのぞく」様な内容でした。山根先生は、考え方のプロセスや、調べ物に対するアプローチなど、これまで本科ではなかなか聞けなかったようなことも含め、とても丁寧に指導してくれました。また、映像翻訳者としての先生のこれまでの経験談を聞いたことや実際の納品原稿に触れられたことも、非常に勉強になりました。

実践コースを修了し、一定の知識とノウハウを得た後で、一人の講師の方に一定期間集中して教えていただくことは、より個別の課題に特化したアドバイスをいただけるという点で非常に貴重な機会でした。

私は、今回English Clockに初めて参加しましたが、リピーターの受講生も多く、講師と受講生のコミュニケーションがとても良かったことが印象に残っています。骨太のドキュメンタリーを扱いつつ、よい意味でのリラックスした空気の中で約3カ月間、とても楽しく勉強させていただきました。

尾林美穂子さん (Mihoko Obayashi)

尾林美穂子さん (Mihoko Obayashi)

  • 受講歴2010年4月期 映像翻訳/基礎コース・Ⅰ
  • 2010年10月期 映像翻訳/基礎コース・Ⅱ
  • 2011年4月期 映像翻訳/実践コース
  • 2011年11月期 日本語表現力強化コース
  • 2012年4月期 English Clock/Category2
  • ※2012年7月オープントライアル合格!

☆English Clock を受講したきっかけは?☆

映像翻訳の勉強は、基礎コース・Ⅰから始めました。受講中の学習は、毎回の課題提出などかなり大変でしたが、何より目標を同じくする仲間と切磋琢磨して学ぶ喜びの方が大きかったです。それだけに、今振り返ると、ただ勢いだけで実践コースまで修了してしまったのかもしれません。そのせいか、修了して半年の間に何度かトライアルに挑戦するも、なかなか良い結果は得られませんでした。

ある時クラスメートと集まった勉強会で、自分のあまりの英語力のなさに愕然とすることがありました。これは一度立ち止まり、腰を据えて英語を学び直す必要があると痛感したんですね。そこで、「自分で勉強しても結局は自己流の解釈から抜け出すことは出来ない。それならプロの翻訳者の元で英語を勉強しよう」と考え、English Clockの受講を決めました。

☆English Clock の講義を受けてみてどんな点がよかったですか?☆

English Clockのクラスは少人数制で、とてもアットホームな雰囲気でした。そのためクラス全員が発言できる機会がとても多く、質問もしやすかったですね。山根講師はどんな小さな質問にも、具体例や関連するエピソードを交えながら丁寧に答えてくださり、理解が深まりました。また、私の翻訳の癖について指摘して頂いたことがあり、それ以降日本語を練る時に必ず注意するポイントとなりました。

講義は文法、長文読解、リスニングと多角的に勉強しますし、取り上げる題材も新聞記事、ドキュメンタリー、スピーチなど様々です。あらゆる分野に取り組み、コンスタントに量をこなしていくので英語の持久力が上がりました。おかげで長文を読む時やトライアルの課題に取り組む際にも楽になったと自分で感じられるようになりました。それに山根先生の独特のジョークも、クラスが和やかになる楽しみの一つでした。講義で使用したプリント類を講義日程ごとにファイルし、今では、似たような表現が出てきた時に振り返る辞書のような存在になっています。

☆翻訳に対する意識はどう変わりましたか?☆

自分が知っている単語でもとにかく辞書を丁寧に引き、単語の持つ意味合い、背景、息づかいまで感じ取る姿勢を学びました。それまでは、翻訳時に英文を固まりで捉え、全体をなんとなくわかったつもりで訳していたことに気づきました。しかし、English Clock受講後は、もっとしっかりと英文に取り組めるようになったと思います。スラッシュで文節ごとに切りながら、冠詞の有無や複数形、単語のニュアンスなど細かい点に気を配るように意識が変わりました。こうして、久しぶりに臨んだトライアルで、無事合格することが出来ました。

English Clock で学んだことを忘れず、今後も勉強に励みたいと思います。

長岡理恵さん (Rie Nagaoka)

長岡理恵さん (Rie Nagaoka)

  • 受講歴2010年4月期 映像翻訳/基礎コース・Ⅱ
  • 2010年10月期English Clock(Category2)/li>
  • 2011年10月期実践コース

☆English Clockは安心してエラーができる場所でした☆

入学前は、早く先に進みたい気持ちが強かったので、基礎コース・Ⅰ(現在の総合コース・Ⅰ)を受講せず、基礎コース・Ⅱ(現在の総合コース・Ⅱ)から入学しました。しかし、コースを修了後、先に進むことよりも、まずは実践コースで消化不良を起こさない力をつけようと思い直し、英文解釈や文法を復習するためEnglish Clockを受けました。

講義で取り上げた素材で、最も印象的だったのは、2005年にスティーブ・ジョブズ氏がスタンフォード大学で行ったスピーチです。締めくくりの“Stay hungry, stay foolish.”を、どう訳すか、特に“foolish”は、どんな言葉を選ぶかを話し合いました。日本語に訳そうとしなければ、英語のまま理解し、あるいは理解したつもりになり、すっと通り過ぎてしまいそうなくだりです。そんな一見簡単そうでいて、すっきり訳すのが難しい文に立ち止まり、じっくり向き合う時間を持てたことが有意義でした。

プロまでの道のりの長さには焦りを感じることもありますが、学習段階では、できない所や足りない所を見つけては、一つ一つ直していく他ありません。English Clock は、言わば、安心して「エラー」ができる場所でした。実践コースの前に、自分のつまずき易い点を洗いだし、文法的に解決できる点を体系的に復習できたことがよかったと思います。これから映像翻訳の勉強を始める方だけでなく、進級を迷っている方にも適したコースだと思います。

岩垣志織さん (Shiori Iwagaki)

岩垣志織さん (Shiori Iwagaki)

  • 受講歴2010年10月期English Clock・Category2
  • 2010年10月期 映像翻訳/基礎コース・Ⅰ(現在の総合コース・Ⅰ)
  • 映像翻訳Web講座

☆English Clockのトレーニングは他言語の学習にも活かせます☆

English Clockを受講して良かったのは、何よりも英語の勉強が楽しいと思えたことです。また、Shall, would, should, can, go, comeなどなど知っていると思いがちな単語ほど用法も多いので、丁寧に辞書を調べる癖がつきました。私は非英語圏の人たちと英語でやり取りすることが多いのですが、それぞれの国の人に特徴的な意味の取り方もあるようで、(例えば日本人は基本的にcanと聞いたら反射的に可能の意味とみなすように)面白いな、と思えるようになりました。いわゆる学校英語のように硬直した意味の取り方を学ぶ英語学習ではこのように柔軟な対応はできなかったと思います。

講義で教えて頂いたトレーニングの中で、シャドウイングは面白かった上にとても効果的でした。これは英語以外の言語にも応用できます。私が今一番力を入れている言語はヘブライ語ですが、この言語には母音表記がほとんどありません。最初のうちはいわゆるフリガナのような“ニクダ”に頼るのですが、子供用の本や聖書(これは古語なので音が複雑になり過ぎてまともに発音できません)以外ではそうしたヒントもありません。ですから、普通に読むときはフリガナなしになってしまいます。しかし、その状態でもニュースや映画など音声のある題材を丁寧にシャドウイング練習してゆくと音のリズムが自然に身について、母音表記がなくてもごく普通に読めるようになってきます。耳の訓練にも素晴らしいと思います。

現在は、仕事ではありませんが、友人のブログ(原文英語)の日本語訳をしています。本人は全く日本語を解さないため、私を信頼して訳を任せてくれており、絶対に気が抜けません。徒然なるままに書いたブログであっても、ベタ訳でありながら、自然な日本語訳を作ろうと日々奮闘しております。ゆくゆくは彼の本も訳したいなあ、と思っています。

前田雅代さん(Masayo Maeda)

前田雅代さん(Masayo Maeda)

  • 受講歴2011年4月期English Clock・Category2

☆「なんとなくわかる」から「はっきりわかる」に変わりました☆

私は他校で翻訳を学んでいたのですが、「英文の大体の意味は分かるのに英文の構造が見えてこない。先生が、英文解釈の説明をしてくださっても、意味が分からないくらい文法がわからない!!」と悩んでいました。そんな時、日本映像翻訳アカデミーの友人から、「英文解釈に重点を置いたコースがあるよ!」と教えてもらったのがEnglish Clock受講のきっかけでした。実は、文法が弱いのは昔から気になっており、某受験予備校の英文法強化コースにもちょっとだけ行ってみたのですが、テストでよく狙われる文法ポイントとかをやるだけで、翻訳にはまったく役に立ちませんでした。English Clockは、翻訳という観点の学習というのが受講の決め手でした。

☆「文法」というしっかりしたバックボーンができましたか?☆

前田雅代さん (Maeda Masayo)実際に受講して一番良かった点は、自分の英文解釈に自信が持てるようになったことです。 以前は、なんとなく文章全体の意味は分かっていても、複雑な文や長い文になると解釈に自信が持てず、訳文を練る以前に「本当にこの解釈であっているのかな…」と悩むことが多く、考え過ぎてとんでもない訳文を作り出すことが多かったのですが、その不安が払しょくされました。今は「この文の構成が分からない」と聞かれても、細かく区切って説明できるようになりました。自分の英語に「文法」というしっかりしたバックボーンができたと思います。日本人は文法が得意と思われていますが、全ての日本人がそうじゃないと思いますし、テストで点数が取れるのと、実際の英語の文章の解釈で使えるかどうかは、まったく別問題だと思います。 English Clockの講義は、「翻訳のための英文法+英文解釈」だったので、英文法の本を最初からやるような無駄なことはせず、かつ、翻訳上で日本人の翻訳学習者がひっかかりがちな文法の点を念入りに教えていただけるので、すごく効率的でした。このバックボーンがある上で、安心して今度は「訳文の日本語表現」を精錬していけるようになるんだと思います。講義では毎回、特定の文法に焦点を当てた短い練習問題と、それを応用した翻訳課題があり、その「文法」を「翻訳」で実際に使われているとどうなるのか、という意味で学べてとても実践的だったと思います。

☆95%と100%の差は大きい☆

「留学したことなどがあって英語や英会話はほぼ問題ないが、翻訳となるとちょっと自信がない」という人には、本当におすすめです。また、翻訳家を目指していらっしゃる方には、「文法や英文解釈なんていまさら」と思う方も多いかと思いますが、翻訳においては、英文が「なんとなくわかる(95%)」のと「はっきりわかる(100%)」では、出来上がる訳文の質もまったく違ってくるんだと実感できるようになります。受講している最中は、その変化は自分では分かりづらいこともあるかもしれませんが、後で必ずやったかいがあったと思えるので頑張ってください!
高橋和延さん (kazue Takahashi)

高橋和延さん(Kazue Takahashi)

  • 受講歴 2009年 4月期 映像翻訳/基礎コース・II
  • 2009年10月期 English Clock・Level3
  • 2010年4月期 English Clock・Category3

●English Clockを受講したきっかけは?

講義でいつも私の原稿だけがクラスメートと全く違う方向へいってしまっていると感じ始めて...。講義中に訳を確認するといつも基礎解釈に問題があり、悔しい思いをしたのを覚えています。コース修了時の面談で、MTCの方にこの悩みを打ち明けたところ、「それは英語の読解力不足では」と指摘され、English Clock の受講をすすめられました。私自身もこのまま実践コースに進級するには不安があったので、もう一度英語学習にじっくり取り組みたいと思い、English Clock の受講を決めました。

2009年10月期の「Level3」、 そして2010年4月期からリニューアルした「Category1」を連続して受講しました。前者では英語そのもののトレーニングをしっかり受け、英語に対する“基礎体力”が鍛えられたと思います。後者はより映像翻訳に連動した内容になり、映像を使った教材が増えたので“勉強しているつらさ”はなく、半年間が楽しくて仕方がなかったですね。

●講義や教材について、率直な印象や感想を

新聞記事や歌詞などさまざまな種類の英文が教材に使われており、いつも新鮮な気持ちで講義に臨めた点が良かったです。また、映像の教材もドキュメンタリーやドラマ、アニメーションなどバラエティーに富んだ内容。素材そのものが楽しかったですね。それまで種類・量共にこんなに多くの英文に触れたことがなかったので、戸惑いもありましたが、確実に対応力がついていくのを実感できました。自習用の課題として配布されるリーディグ用のプリントは講師が新聞記事などから興味を持ちやすい話題を抜粋したもの。読みやすく勉強意欲が増しました。

●受講前と比べて何が変わりましたか?

映像翻訳に臨む際、まず英語そのものの解釈に重点を置く習慣が身につきました。まずは全体の読解を完璧にこなす。その上で、「一言でそのシーンとセリフの面白さが伝わる日本語訳」を作るというプロセスが、良い字幕や吹き替えに欠かせないことが分かりました。意訳は必要ですが、全体の訳をしっかり把握していれば、大きく外れることはないですから。

馬場愛さん (Megumi Baba)

馬場愛さん(Megumi Baba)

  • 受講歴 2006年4月期 映像翻訳/基礎コース I(現在の総合コース・Ⅰ)
  • 2007年10月期 映像翻訳/基礎コースII(現在の総合コース・Ⅱ)
  • 2008年4月期 English Clock・Level3(現在のCategory2)
  • 2008年10月期 English Clock・Level4(現在のCategory3)
  • 2009年10月期 映像翻訳/実践コース

●English Clockを受講したきっかけは?

基礎コース・I 、基礎コース・IIを受講してみて強く感じたのは、信頼される映像翻訳者になるために私には足りない部分が多すぎるということでした。映像翻訳を学ぶ前は、単に訳ができれば良いのだと思っていたのですが、実際にスキルを学んでみると、さらに事実確認などの調べものや、訳文の日本語そのものの作りこみなども大切なことが分かりました。でも私は、英語の解釈そのものに時間がかかりすぎていたんですね。「英語力があれば、もっと質の高い原稿をつくりこむことができる」「スクリプトのない素材にも対応できるようになりたい」「幅広いジャンルを網羅できるようになりたい」そんな想いから、English Clockの受講を決めました。 実践コースに臨む前に、まずは英語力をしっかりつけておきたかったんです。

●English Clockを受講中に得たこととは?

毎日、課題に取り組むことで確実に英語に触れ続けたのは良い経験でした。「これくらいやっておけばいいだろう」と最低ラインを作っていた私が、コツコツと徹底的に学ぶようになれたんです。またクラスメートと学ぶことでモチベーションが保てたと思いますね。自習型の学習は、淡々とやっているだけで、サボり始めたら続かなくなってしまいます。でも、週に一度の講義に集まって学んだ成果を確認すると、その都度その気を引き締めることができます。クラスメートが良くできていると悔しくて、「自分ももっと頑張らなきゃ」と刺激にもなり、常に良いプレッシャーを感じていましたね。この時のクラスメートは今でも連絡を取り合って励みになっています。

●講座や教材について、率直な印象や感想を

馬場愛さん (Megumi Baba) 学生時代にやってきた英語学習は、暗記がメイン。また、一つの英文があったら、単語やイディオムを細かく調べて訳文をつくるというやり方でした。でも、English Clock で学んだスラッシュ・リーディングは、細かい単語を深追いせずに固まりごとに前から意味を取って読み進めていき、後ろから戻らないというもの。これは、私にはなかった発想でしたね。それまでは長文に取り組むと、最後の方は意味が分らなくなりがちでしたが、この方法のおかげで英文を読むのが楽になったと思います。また、私が特に好きだったトレーニングは英文の音声を聴きながら影のように発音していくシャドウイング。実はこの方法は高校や大学の時から知っていて試したことはありましたが、ここまで徹底してやったことはありませんでした。文法はもちろん、単語の発音や複数形(s)などにも気をつけて同じように発音していく。この作業が楽しくて仕方がなかったので、いつも家で繰り返していましたね。English Clock受講半年後にTOEICを受けた時、リスニングのスコアが目に見えて上がったのは、確実にこの努力の賜物だと思います(笑)。でも私自身に勉強するのはつらいという気持ちはなく、楽しく続けていただけなんですよ。この結果からさらに英語力を極めたいとLevel4(当時)の受講を決めました。

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