- 日本映像翻訳アカデミートップ >
- 活躍する修了生たち
日本映像翻訳アカデミー(JVTA)の"今"は、修了生によって支えられているといっても過言ではありません。 ここでは、プロとして活動する修了生にご協力を頂き、映像翻訳の魅力やこれから目指す人・学習者へのアドバイスなどをうかがいました。ぜひ参考にしてください。
◆2016年の主な実績はこちら◆ 受講生・修了生の声はこちらをクリック ◆
★映像翻訳者の活躍の舞台は、映画やドラマの字幕だけではありません。高い語学力や正確なリサーチ力を備えた映像翻訳者は、WEBサイトの翻訳、出版翻訳、通訳など幅広いステージで活躍しています。当校の修了生の仕事を具体的にご紹介します。
★劇場用映画・DVD
映像翻訳と言えば、やはり代表的なのは劇場用映画。3Dの普及もあり、昨今は字幕だけでなく、吹き替えの上映も増えています。また、blu-ray化の際、修了生が、本編の字幕や吹き替えだけでなく、NG集やメイキングといった特典映像やコメンタリーなどの翻訳に加え、作品のあらすじや概要をまとめる梗概などにも携わっています。映画『M.I.S.-人間秘密兵器-(仮題)』内覧試写会 日本では2012年12月公開予定。 すずきじゅんいち監督と翻訳チームの宮川恵美子さん(写真右)と馬場愛さん(写真中央)
★海外ドラマ・リアリティ番組
BSやCSのチャンネル数が急増する昨今、多くの海外ドラマや、『アメリカン・アイドル』などのリアリティ番組が続々とオンエアされ人気を集めています。さらに、好きな時間あらゆる映像コンテンツを楽しめるビデオ・オン・デマンドが上陸。英語の映像コンテンツを日本語化(ローカライズ)する需要がさらに拡大するなか、映像翻訳者の活躍の場が確実に広がっています。 また、昨今は日本の映像コンテンツを英語化する市場も拡大し、日英映像翻訳の需要が急増しています。『JIN-仁』『美男(イケメン)ですね』『相棒Season7』etc.
英語字幕をロサンゼルス校修了生の森崎紀子さんが手がけています。
★映画祭
映画祭は多くの修了生が映像翻訳者として活躍する大切な舞台。JVTAは、「UNHCR 難民映画祭」、「東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」「ショート ショート フィルムフェスティバル&アジア」「ブラジル映画祭」「City Lights映画祭」「したまちコメディ映画祭in台東」「Zipangu Fest」など国内外の多くの映画祭の趣旨に賛同し、協力しています。出品作品の字幕制作、パンフレットの翻訳、映画祭関係者のアテンドなど様々な形で映画祭をサポートすると共に修了生の就業の機会を創出しています。各映画祭の詳細や修了生の活躍はこちら https://www.jvtacademy.com/school/moviefes.php
第9回UNHCR難民映画祭 告知動画はこちら https://www.youtube.com/watch?v=lmAQxo6l7q8
★WEBサイト
海外WEBサイトの記事やブログ、ニュースなどの翻訳も手がけています。即時性もさることながら、マスコミ人として求められる正確さや発信力が求められる現場です。映像翻訳のスキルを学び、英語力、日本語表現力、リサーチ力を鍛えることで、仕事の幅は無限に広がります。※AOLの人気ブログ autoblogの日本版をJVTAが翻訳しています!
http://jp.autoblog.com/
★通訳
映画製作やスポーツの実況中継、映画祭での監督や出演者のアテンドなど、制作現場やイベントの通訳という役目も担う機会も多くあります。リスニング力、会話力、コミュニケーション能力などを磨くことにより、メディア業界への道も開かれます。写真・ 錦織圭選手の活躍で注目されたデビスカップのテレビ中継現場にて 飛田奈々さんが通訳と翻訳を担当しました。
★出版・書籍・雑誌
英文解釈力や日本語力、リサーチ力を活かし、海外セレブの自伝や写真集など書籍の翻訳を手がける修了生もいます。さらには、児童文学やハリウッド攻略本など得意分野の作品を自ら執筆するなど“言葉のプロ”として多彩な才能を発揮する人たちも少なくありません。●修了生の森マサフミさんが書籍を執筆しました!
『ハリウッドを笑い飛ばせ! 映画が面白くなる業界ウラ話』2012年2月17日発売 森マサフミ (著)、 長土居政史 (監修) 小学館集英社プロダクション
●人気の課外講座『翻訳に役立つ知識と教養 聖書を学ぶ」の講師も務める小松原宏子さんは保育絵本の文章を担当したほか、自らも児童文学を執筆しています。
◆ 受講生・修了生の声 ◆
★JVTAで映像翻訳を勉強、映画祭で英語字幕を担当キム・クデ(Koodae Kim)さん
LA校 日英実践コース修了期:2011年10月期
日本の高校2年生の時に交換留学生として渡米し、ラスベガスの高校に1年間通う。高校卒業後、ロサンゼルス郊外のコミュニティ・カレッジに入学しクラスを取りながら、学生映画のプロダクション・アシスタントなどをして制作に参加。外国人でもアメリカで認められる特殊能力を身につける必要性を感じネバダ大学ラスベガス校に編入する際、会計学を専攻。 大学卒業後はロサンゼルスに移住し、会計事務所で働きながらCPA資格も取得。何らかの形で映画関係にかかわっていきたいと思っていた時に、JVTAロサンゼルス校のことを知り、基礎と実践日英コースを修了。現在は世界的に有名な難関フィルムスクールAmerican Film Institute (AFI)の入学に合格し、2014年8月末から映画のプロデューシングを学ぶ。
アカデミーの思い出:JVTAで学んだ映像翻訳者として大切なことは、映像の作り手としても重要なもので、意識しなければならないものだと思っています。そして、作品の原型を崩さずに、文化の違いを超えて別の言語にして観客に伝えられる映像翻訳をできる人がいることや、字幕をつけてもらう時に注意する点などがわかったことも、今後、自分の作品の外国語版制作の際に役立つと思います。
嶋原美央さん
実践コース修了期:2011年4月期
高校卒業後に渡米し、ロサンゼルスの短大・大学を卒業。大学在学中にJVTAロサンゼルス校で映像翻訳の基礎を学ぶ。帰国後、テレビ局勤務を経て東京で実践コースに復学。修了の約半年後、見事トライアルに合格した。現在はFOXインターナショナル・チャンネルズに勤務しながら、映像翻訳者としてもドラマのチーム翻訳などを手がけている。
アカデミーの思い出:ロサンゼルスには、面白い番組やイベントが身近にあり、「これを日本に紹介したい。その翻訳に携われたら嬉しい」という夢やモチベーションを維持できる刺激的な環境でした。東京で実践コースを修了した後は、毎月勉強会を開いてクラスメートたちと交流。トライアルの原稿をリライトし、お互いの原稿をチェックしあう作業のなかで、自分では思いつかないような様々な表現を学ぶことができました。同じつらさを共有する彼らの存在は、技術面でもメンタル面でも本当にありがたかったですね。
飛田奈々さん
映像翻訳Web講座アドバンスコース受講生
英語を使う仕事を中心に転職を重ねながら、2007年に通訳案内士試験に合格。現在は、テーマパークで制作の仕事に携わる一方、英語ガイドとして、来日した外国人観光客の案内を行っている。仕事が不規則なため、JVTAの映像翻訳Web講座で映像翻訳の勉強を始め、アドバンスコースに在籍中(2012年4月現在)。2012年2月、MTCより派遣され、テニス国際大会のテレビ中継に関わる通訳・翻訳業務を担当した。
翻訳者を目指したきっかけ:「海外ドラマや映画を字幕なしで理解できるようになりたい」と軽い気持ちで勉強を始めたものの、ただ言葉を訳すだけでなく、文化的背景や心情を踏まえ、限られた文字数で表現するというクリエイティブな作業に魅力を感じるようになりました。様々なリサーチが必要なのは、ガイドも同じ。将来は、通訳案内士と映像翻訳の仕事を両立し、文化の懸け橋になりたいと思っています。
青葉里知子さん
実践コース修了期:2011年4月期・(日英)2011年4月期
大学卒業後、アメリカの銀行の日本支店に入社。数年後渡米し、約20年間NYに滞在。MBAとFRM(ファイナンシャルリスクマネージャー)の資格を持ち、同社では新興国関連のリスク管理を担当。夫の転勤をきっかけに退職し、2010年春に帰国後、JVTAで映像翻訳を学び、英日、日英両方のスキルを磨いている。第15回字幕翻訳コンテスト「アーティスト・ヒストリー部門」優秀賞を受賞。コミックやアニメ台本の英訳、英語インタビューやスポーツハイライト番組の日本語訳などを日英・英日問わず幅広く活躍中。
映像翻訳の面白さとは:映像翻訳には様々なジャンルがありますから、“自分の引き出し”を生かせるのが一番の魅力ですね。好奇心旺盛な私は、もともと多趣味なうえ、そのすべてを極めたくなるタイプなので、新しいものを知ることが楽しくて仕方がないんです。スポーツや料理など様々な趣味を極めることは、必ずどこかで生かせると思います。実際、コミックの英訳を手がけた際、大好きな司馬遼太郎の作品から得た知識がとても役に立ちました。
セリーヌ・カステックスさん
実践コース修了期:(日英)2011年4月期
フランス出身。日本滞在歴7年(2012年現在)。インターネットでのファンサブのドラマの鑑賞により、映像翻訳と出会い、JETプログラムを通じて私立高校でフランス語と英語を教えながら、ファンサブの字幕翻訳を手がける。JVTAで日英映像翻訳を学び、ニューズレター、教育関係のコンテンツ、漫画、アニメ台本、スマートフォンのアプリなどの日英・日仏翻訳を手がける。
映像翻訳の面白さとは:【映像翻訳の面白さとは】日英映像翻訳とは日本と世界中の国々の架け橋となるということです。情報のグローバル化の時代では、英語はもうネイティブのものではなく、世界共通語になっています。私にとって、映像翻訳の本当の醍醐味は世界中の人と心を通わせられることです。
宮川恵美子さん
実践コース修了期:2010年4月期
大学を卒業後、会社員、日本語教師を経て、イギリスに滞在。帰国後、ビジネス翻訳の校正をしながら、アカデミーに通学。修了生対象のトライアルに合格後、OJTを経て、スポーツ番組やドキュメンタリー、映画、ドラマなどを担当。MTCの紹介で雑誌「クーリエ・ジャポン」の記事翻訳も手がけている。
アカデミーの思い出:先生方がとても熱心で、必死に食らいついていったのを覚えています。先生方のお話から、映像翻訳の知識やルールだけでなく、翻訳者としての姿勢を教えていただきました。それが仕事を始めた今、心の支えになっていて、機会あるたびに感謝しています。
森崎紀子さん
LA校 実践コース修了期:2009年11月期
LA在住で、日本映像翻訳アカデミーのLA校で日英と英日コースを受講。コース修了後まだ間もないが、資料や記事、映画祭作品、企業ビデオ、アニメ映画、アメリカの情報サイト『AOL』の日本語サイトでAutoblogなどの翻訳作業に携わっている。アメリカテレビ番組の大ファンで、いずれはそれらの字幕制作チームに参加できることを願っている。『相棒』『美男ですね』『仁―JIN』日本の人気ドラマの英語字幕を手がける。
映像翻訳の面白さとは:右脳と左脳が常に鍛えられる仕事です。限られた文字数内で情報をどれだけ正確に自然に伝えられるかという難しさに加え、知的パズルを解くような面白さに魅了されています。作業を短期間でこなす条件も加わり、スリル満点な仕事です。
古川晴子さん
LA校 実践コース修了期:2009年11月期
アイルランドとニュージーランドで英語を学んだ後、2002年にロサンゼルスに移住。コンピューターグラフィックの仕事をするかたわら、漫画や子供の教育用コンテンツなどの翻訳を手がける。日本では海外から来るマジシャンの通訳をしていたことも。LA校で映像翻訳を学び、LA発の情報サイト『LALALA TIMES .com』でLAローカルニュースの翻訳や編集のほか、映画祭のチーム翻訳などを手がける。
翻訳者を目指したきっかけ:「やればやるほど腕が上がる仕事がしたい」「職人になりたい」と思ったのがきっかけです。日本語の表現力を求められつつ、字数や見た目という特殊なハードルをクリアしなくてはならない映像翻訳は、まさに職人業だと思っています。
森マサフミさん
LA校 実践コース修了期:2009年8月期
ロサンゼルス校第1期生。LA在住。2002年に渡米後、ハリウッド映画の面白さをもっと日本に伝えたいと思い、映像翻訳の道へ。現在、主に映画・テレビドラマのEPK(宣伝素材)の翻訳を担当。2010年、翻訳した『パワー・オブ・フィルム 名画の法則』がキネマ旬報社より発行される。さらに2011年には『ハリウッドを笑い飛ばせ! 映画が面白くなる業界ウラ話』を執筆。
アカデミーの思い出:字幕制作に興味を持っていたところ、2009年にLA校の開校を知りすかさず入学。熱血講師石井さんや若きGM藤田さんの楽しくも厳しい授業があったおかげで、翻訳の実力が格段にアップしたと思います。クラスでは男性が2人だけだったのですが、好きな映画を選んで評論を書くという新楽代表の特別講義では、2人とも数ある作品の中から『ロッキー』を選び、思いっきりネタがかぶったのを覚えています。
ヒギンズ明子さん
実践コース修了期:2002年4月期
米国の美大を卒業後、経済産業省の外郭団体、英語コミュニケーション能力テスト実施団体で広報・編集業務に携わる。2007年に夫の仕事の都合により渡米後、JVTAのトライアルに合格し、フリー翻訳者に。現在はサンフランシスコ在住で、アメリカの情報サイト『AOL』の日本語サイトでAutoblog、Asylum、Luxistの翻訳、編集のほか、舞台脚本の翻訳などを手がけている。
翻訳者を目指したきっかけ:小学生の頃、家族ぐるみで親しくしていた友人(日本人)が東南アジアへ引っ越しました。数年後に彼女を訪ねたとき、英語・現地語を交えて会話をする姿を見て、漠然とした憧れを抱いたことが翻訳者を目指したきっかけです。
清水憲二さん
実践コース修了期:2009年10月期
海外生活ゼロの英語好き。08年から映像翻訳者を目指して本格的に学習を開始する。現在は映像翻訳の他に、スポーツニュース(サッカー、ゴルフ)やゲームの翻訳など幅広くフリーランスで活動中。特にサッカーを得意分野としており、W杯映像で字幕デビューを飾る。また、LA発の日本語情報サイト『LALALATIMES.com』でニュース記事の翻訳や編集を手がける。『サッカーネット プレスパス』オンサイト翻訳を担当。
アカデミーの思い出:他の受講生は女性ばかりで臆する場面もありましたが、少数派であることは時に「武器」になることを学びました。例えば、女性だと得意な方が少ないスポーツ分野などは常に知識を増やし自分の強みとして積極的にアピールしていきたいですね。クラスメートの真摯に学ぶ姿も刺激になりました。また、日本語表現力強化コースを受講したことも翻訳をするうえでとても勉強になりました。
大森浩子さん
実践コース修了期:2008年4月期
17年間レコード会社で洋楽の制作や邦楽の新人開発を担当後、「言葉のパズルが美しくはまる瞬間」が快感となり翻訳者へ。当校在学中に雑誌の編集も始め、現在は幅広く翻訳を手がけながら、編集者・ライターとしても奮闘中。アメリカの情報サイト『AOL』Autoblog、Luxist、Asylumや、LAの情報を日本語で発信しているサイト『LALALA TIMES .com』などを手がける。
アカデミーの思い出:日本語強化を念頭に、実践コースと同時に編集の修行を始めたため、課題は毎日夜中の2時から。職場でも家でも文字にうなされ、夢の中で浮かんだ言葉を枕元のメモに書きなぐっては倒れるという、漫画のような日々でした。
橘 梓さん
実践コース修了期:2008年4月期
大学卒業後、メーカーに就職。在職中に日本映像翻訳アカデミーに入学し、のちに勉強に専念するために退社。現在は日英翻訳の仕事をしながら、映像翻訳のトライアルを受験中。将来はドラマの翻訳を手がけたい。
翻訳者を目指したきっかけ:海外に住んでいたこともあり、英語を生かせる仕事がしたいとずっと思っていました。雑誌で偶然アカデミーのことを知り、海外ドラマ好きの私は映像翻訳家という仕事に魅力を感じ入学を決意。今は夢に向かって勉強中です。
安本真理さん
実践コース修了期:2007年4月期
カルチャーセンターに通う程度の軽い気持ちでアカデミー入学したところ、授業が面白くて夢中に。仕事で携わっていたゴルフの知識をアピールし、デビューにこぎつける。現在は幅広い分野の翻訳を手がける。
映像翻訳者を目指す人に一言:諸先輩やMTCの方から学んだこと・・・1にも2にもまず体力。人の意見をよく聞く耳と、それを素直に受け入れる心を持つこと。そして何でも自分の肥やしにするたくましさを持つことです!
小塚裕子さん
実践コース修了期:2007年4月期
大学卒業後、旅行会社での勤務を経てカナダで語学留学やワーキングホリデーを経験。帰国後、外資IT企業で働きながら通学し、トライアルに合格。2008年にOJTを修了しドキュメンタリー番組等を手がけるようになる。
翻訳者を目指したきっかけ:カナダ滞在中に見たドラマ等の海外テレビ番組の面白さに魅了され、大好きな英語とテレビ番組の両方にかかわれる映像翻訳に興味を持ちました。まだ新人ですが、どんなジャンルでもこなせる翻訳者になりたいです。
咲間あきこさん
実践コース修了期:2007年4月期
大学卒業後、会社員を経てアカデミーに入学。トライアルに合格し、昨年末にOJTを卒業したばかり。2009年は、映像翻訳者として飛躍の年にしたいと意気込んでいる。
映像翻訳の面白さとは?:探究心を刺激される点だと思います。題材の背景を知るための調べ物や、訳文を制限文字数(尺)内に収めるための試行錯誤は、時に苦しい作業ではありますが、苦しんだ分、自分の世界が広がっていく気がします。
斉籐竜弥さん
実践コース修了期:2007年10月期
大学卒業後、数年間の海外生活を経て、外資系企業の社内翻訳者に。実践コース修了後、トライアルに合格して現在はOJTを受講中。映像翻訳を始め、さまざまなジャンルの翻訳者として活躍するのが目標。
翻訳者を目指したきっかけ:海外の映画やドラマの字幕を見るうちに、自分でも字幕をつけたいと思うようになり、映像翻訳に関する知識とスキルを学ぶためにアカデミーに入学しました。
高崎文子さん
実践コース修了期:2006年10月期
英会話学校を経営しながら1年間通学。修了生対象のトライアルに合格後、OJTを経て、音楽番組やDVD特典映像、歌詞対訳などを手がける。日本語力の強化と作業の効率化が目下の課題。
映像翻訳の面白さとは?:毎回、新しい世界に出会えること。一定の期間、見知らぬ世界にどっぷりと浸かり、あらゆる情報と知識と経験を駆使し、少しずつ先に進んでいくという感じは旅に近い気がします。無事帰還することを目指し、日々格闘中!
田宮真実さん
実践コース修了期:2006年4月期
客室乗務員として外資系航空会社に勤務。退職後、子育ての傍ら通学し映像翻訳者に。主婦業とのバランスを取りながら、バラエティからドキュメンタリー、ドラマ、映画まで、ジャンル・手法を問わず幅広い作品を担当。
映像翻訳の面白さとは?:ある時はアフリカの美しい大地に魅せられ、ある時はハリウッドセレブの私生活を覗き見し、ある時は熱く語る監督と共に映画の世界に浸る。全く異なるさまざまな世界を体験できるができることが魅力の1つです。
平田綾子さん
実践コース修了期:2006年10月期
好きな映画やドラマを自分で翻訳してみたいと思い入学。OJTを経て映像翻訳者に。現在はドラマやドキュメンタリーの他、舞台の脚本の翻訳も手がけている。
映像翻訳の面白さとは?:字幕翻訳は、限られた字数の中で、どの部分を訳出するかで番組の印象が変わります。時間との戦いの中で、いかに制作者の意図が正確に分かりやすく伝わる字幕を作るかに、面白さがあると思います。
白石芙実さん
実践コース修了期:2006年4月期
新卒入社した会社を退職し、シアトルへ留学。帰国後、広告代理店などを経て、現在務めるバイオ機器メーカーに転職。その間、基礎Iから実践まで修了し、現在はジャンルにこだわらず翻訳に携わっている。
アカデミーの思い出:授業中は一瞬も気を抜けない緊張感がただよい、必死でノートを取っていました。クラスメイトは皆、仕事や課題で寝不足にフラフラしながらも、毎週、土曜の朝10時には揃って授業を受けていたことを思い出します。
嶋津美幸さん
実践コース修了期:2006年4月期
大学卒業後は商社に勤務。長男を出産後、勉強を再開し映像翻訳者に。中南米のドラマテレノベラを始め、主にスペイン語関連の作品に携わる。あらゆるジャンルを臆することなく、こなせるようになりたい。
翻訳者を目指したきっかけ:「常に語学に触れていたい。」「息子の成長を見逃したくない。」この2つの望みをかなえるべく翻訳者を目指しました。中でも大好きな海外ドラマなどを手がけたいという思いからアカデミーに入学しました。
伊奈律子さん
実践コース修了期:2006年4月期
アメリカの大学に進学後、現地のホテルにて勤務。帰国後、OLとして働きながら映像翻訳に携わる。現在は主に、スポーツ系の番組や音楽DVDなどを中心に手がける。様々なジャンルの翻訳に対応できる翻訳者になりたい。
映像翻訳の面白さとは?: 視聴者に伝わる情報が自分のつける訳によって大きく左右されるという責任の重さを感じつつも、翻訳を通じて映像というひとつの大きな作品作りの一部を担っているというやりがいや、原語にぴったりの日本語訳をあてられたときの喜びが、映像翻訳の面白さだと思います。
杉浦理華子さん
実践コース修了期:2006年10月期
私立高校で英語講師をしながら、かねてからの夢を叶えるため入学。実践コース受講中に第2子を妊娠。出産後、子育てしながらトライアルに合格し、現在OJT受講中。「将来は子どもがよく見るCS放送の翻訳を手がけたい」。
アカデミーの思い出:実践コース受講中に第2子を妊娠。つわりに苦しみながらも、家族の協力を得て、課題に取り組み、授業に出席しました。そのかいあり、ようやく夢が実現しそうです。あの時あきらめずに本当に良かったと思います。
後藤由美さん
実践コース修了期:2006年4月期
夫の転勤に伴いマレーシアに6年間在住。帰国後、アカデミーに入学。OJTを卒業した後、リアリティ番組、動物ドキュメンタリー、ドラマなどの番組や、映画祭参加作品等の翻訳を担当。
翻訳者を目指したきっかけ:海外で暮らしていた時、日本語字幕がついていないドラマを見ながら「自分だったらどんな字幕をつけるだろうか」と考えていたことがすべての始まりです。あこがれだった職業が、アカデミーとの出会いで現実のものとなりました。
山口 圭さん
実践コース修了期:2006年10月期
米国イリノイ州シカゴ生まれ、高校卒業後に来日。大学卒業後は日本の一般企業に就職し、国際関係などを担当。自分の能力を発揮する更なる場を求めて翻訳・映像翻訳の仕事を始める。
翻訳者を目指したきっかけ:会社では英語ができるというだけで翻訳・通訳の仕事を任されましたが「英語ができる」ことと「翻訳・通訳ができる」こととは別次元の話。自分の能力を活かせる本物の翻訳者を目指したいと考え、改めて勉強することにしました。
依田純子さん
実践コース修了期:2006年4月期
北関東の山奥から片道2時間半かけてアカデミーに1年間通学。週1回、都会の空気に触れるのが楽しみだった。修了後、リアリティ番組やスポーツ番組、ドキュメンタリーなどを中心に担当。
アカデミーの思い出:期待と不安が半々で通い始めましたが、第1回目の授業からとても楽しく、入学を決断してよかった、と感じたことを覚えています。また、同じ志を持つたくさんの仲間と知り合うことができたのも大きな収穫でした。
林 美穂さん
実践コース修了期:2006年4月期
大学卒業後、外資系商社での勤務を経て、フリーランスの翻訳者に。映画、ドラマ、ドキュメンタリー、情報番組、音楽DVDなどの素材を手がける。その後、双子を出産し、現在は育児と映像翻訳業を両立させている。
映像翻訳の面白さとは?:映画と外国語に携わる仕事がしたいという思いから、映像翻訳者を目指しました。しかし、実際に仕事を始めて驚いたのは、その素材の幅広さ。さまざまな素材に出会えるのも、映像翻訳の面白さの1つだと思います。
関口惠津さん
実践コース修了期:2006年4月期
大学卒業後、就職・結婚・出産を経て夫の赴任に同行しアメリカに滞在。帰国後、当校の存在を知り入学する。トライアルに合格し、現在はOJTを受講中。ドラマはもちろんのこと、子どもが喜ぶ楽しい番組を手がけてみたい。
アカデミーの思い出:アカデミーでの授業はとても貴重な体験でした。また、一緒に勉強してきた仲間は熱意のある人ばかりで皆それぞれ活躍しており、今でも連絡をとりあっています。翻訳で困ったときには相談できる私にとっては心強い味方です。
上田佳代さん
実践コース修了期:2006年10月期
大学卒業後、編集者やフリーランスライターとして活動した後、映像翻訳者に。現在はリアリティ番組を中心に手がける。いつかはドラマシリーズを担当するのが目標。
映像翻訳の面白さ:翻訳を通して、未知の世界を知ることができる点です。調べ物は地道で根気の要る作業ですが、調べがついた時の達成感はひとしお。ハードさも忘れ、また次の素材を待ち望んでしまいます。
近石みどりさん
実践コース修了期:2005年10月期
大学卒業後、1年間のオーストラリア滞在、企業勤務を経て映像翻訳者に。ドラマ、DVD特典映像、動物ドキュメンタリー番組などを中心に手がける。一番うれしかったのは大好きな監督の作品を翻訳できたこと。
映像翻訳者を目指す人に一言:“中の中”。これが基礎Ⅰ修了時の面談でいただいた私の評価でした。翻訳者に向いてないかもと自問自答したことは数知れずありますが、自分の可能性を誰よりもまず自分が信じてあげることが大切かもしれません。
岡部康子さん
実践コース修了期:2005年4月期
大学卒業後、自動車メーカー勤務を経て映像翻訳者に。ドキュメンタリー、リアリティ番組、DVDの特典映像、ドラマなどを手がける。目標は、笑って泣けるコメディに納得のいく翻訳をつけられるようになること。
アカデミーの思い出:出来の悪い生徒だったので、授業中にクラスメートとお互いの原稿を批評しあう時は、いつも恥ずかしくて消え入りたいような気分でした。ただ、おかげで自分の原稿を厳しい目で見る力は少し養うことができたように思います。
鈴木純一さん
実践コース修了期:2005年4月期
DVD作品『香港ゾンビ』『レディアサシン』、FOXムービー『トロル』『謎の完全殺人』、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭参加作品『陶器人形』、コメディドラマ『サン・オブ・ザ・ビーチ』の字幕を担当。
アカデミーの思い出:同じ目的を持った人たちと出会えたことです。優秀であり、さまざまな趣味を持つ仲間と一緒に勉強しながら、いつも刺激を受けていました。今でもクラスメイトと会うたびに刺激を受けています。
角野マリアさん
実践コース修了期:2005年4月期
北京語素材の字幕翻訳・監修、中国語講座などの講師を勤める。字幕監修をした作品『さくらんぼ 母の愛』が第20回東京国際映画祭上映作品に。無声映画シリーズ、他の日本語素材の北京語訳も手がける。
映像翻訳者を目指す人に一言:デビューして5年、納期遅れは一度もなかったことが私の「自慢」です。皆さんもぜひ自分なりの「自慢」を作って、そして貫いていってください。
岡崎秀さん
実践コース修了期:2005年4月期
在学中から聴き起こし、映画祭のパンフレットの英訳などを手がける。実践コース修了後は、日本語字幕翻訳、日本映画の英語字幕翻訳、リーディング、日英翻訳などを担当。同時に日経BP社でライターも手がける。
映像翻訳者を目指す人に一言: 数秒で消えてしまう字幕だからこそ、話している人の雰囲気も伝える光った言葉を選びたい。分かりやすい字幕をつくるのは、文章と頭脳を磨く作業です。
岡崎はなさん
実践コース修了期:2005年10月期
聴き起こしの仕事から徐々に映像翻訳の世界へ。以来、興味のある音楽ドキュメンタリー、英・仏語字幕、素材翻訳など様々な分野に携わる。今後は日本のコンテンツの英語・フランス語化にさらに力を入れていきたい。
映像翻訳者を目指す人に一言:このお仕事は常に時間との戦い、すなわち体力勝負です。そしてその短い時間のなかで正確な情報を確かめるのですが、調べものは知的好奇心を満たしてくれます。
本寺明子さん
修了期:2005年(通信コース)
幼少期をアメリカとカナダで過ごし、高校3年から大学卒業まで再びアメリカに。帰国後、日本で就職。ディクテーションのトライアルに合格し、現在に至る。
映像翻訳の面白さとは?:ディクテーション、ベタ訳、英語の字幕翻訳をやらせていただいています。映画や音楽DVD、バラエティーなどさまざまなジャンルのお仕事をいただいているので自分の知らなかった世界を垣間見ることができ、新鮮な驚きの連続です。
安保恵理さん
実践コース修了期:2005年4月期
大学卒業後、ラジオDJ、雑誌編集者、広告代理店プランナー、英会話スクールの講師などの仕事につく。 当校の通信講座と通学コースを修了後、プロデビュー。ドキュメンタリー番組を中心に、幅広いジャンルの番組を手がける。
翻訳者を目指す人へのコメント:いろんな作品に挑戦できるのが映像翻訳の面白さです。自動車、医療、犯罪、気象など未知の分野に足を踏み入れれば、気分は「プチうんちく王」。大切なのは好奇心、探究心、向上心、そして他人の意見を受け入れる謙虚な心です。
有馬康作さん
実践コース修了期:2004年4月期
語学を活かし、独立してできる職業を目指して映像翻訳者に。アメリカンフットボールを中心としたスポーツ番組や、音楽関係の作品、映画の字幕および吹替え翻訳を手がける。
映像翻訳者を目指す人に一言:作業自体は地道に黙々と取り組まなくてはいけないものですが、作品として完成したものが店頭に並んだりテレビで放送されたりすると報われた気持ちがしますよ。
三井亜佐子さん
実践コース修了期:2004年4月期
一度は通信講座で翻訳者を目指すが、あえなく挫折。数年後、資格取得の必要に迫られ英語を勉強するうち、かつての夢を思い出し再挑戦。現在は得意分野であるフィギュアスケート関係を中心に手がけつつ、仕事の幅を広げるべく奮闘中。
映像翻訳者を目指す人に一言:思うように事が進展せず、落ち込んだり、不安になったりする時もあるかもしれません。でも、たとえ厳しい状況であっても、あきらめず、必ず出来ると信じて努力することが大切だと思います。
西田奈帆さん
実践コース修了期:2004年4月期
会社勤務の傍ら、翻訳の仕事にあこがれて本校に通学。トライアルを経て、フリーの映像翻訳者に。リアリティ番組、ドキュメンタリー、ドラマなどを手がける。夢は翻訳を通して人々に笑いと感動を届け続けること。
映像翻訳の面白さとは?:翻訳する作品の一番のファンになれること。作品に対する責任や言葉を紡ぐ苦労も伴いますが、こんなに素敵な仕事は一度始めたらやめられません。今後も作品という“我が子”を増やしていきたいです。
福本朋子さん
実践コース修了期:2004年4月期
商社在職中に通学。退職して実践コースを修了。リアリティ番組の翻訳者兼チームリーダーを経て、現在は映画・ドラマなどのDVD作品やドキュメンタリー番組をてがける。今後は吹き替え翻訳にも力を入れていきたい。
映像翻訳者を目指す人に一言:「才能がない」と、あきらめないでください。努力し続ける気力と根性があれば必ずチャンスは巡ってきます。デビュー後も道は険しいです。周りは努力家ばかりですから。くさらず、ひるまず、ともに精進しましょう。
古庄 縁さん
実践コース修了期:2004年4月期
学生時代から興味をもっていた字幕翻訳を勉強したくて入学。中国語ドラマでデビューし、現在は英語と中国語の映画本編・コメンタリー、ドラマ、アニメ、スポーツ、音楽番組などの字幕を手がける。
アカデミーの思い出:私が通っていたのは、アカデミーが代々木八幡にあった時代。多彩な講師陣から毎回出される厳しい課題…、今でも仕事中、当時の授業ノートを見返すことがあります。その度に、あの時、先生方が本当に惜しみなくプロとしての技術を伝授してくれていたのだと実感し、改めて感謝しています。
山本 泉さん
実践コース修了期:2004年4月期
アメリカの大学を卒業後、現地の邦字新聞社に就職。帰国後、映像翻訳者に。昨年、夫の転勤に伴い岡山県に引っ越したが、変わらず仕事を続けている。目標は「どんなに環境が変わっても、翻訳業を続けること」。
映像翻訳者を目指す人に一言:「映像翻訳はパソコンがあればどこでもできる」ということを、昨年引っ越して実感しました。特に女性は結婚で環境が大きく変わることがありますが、映像翻訳はその影響をあまり受けず、長く続けられる仕事だと思います。
本橋久美子さん
実践コース修了期:2004年4月期
外資系証券会社での調査アシスタント・資料翻訳などの仕事を経てフリーランスの翻訳家に。各種ジャンルの翻訳に携わるが、アカデミーで字幕翻訳の面白さと奥深さに触れたことから映像翻訳者を目指し現在に至る。
映像翻訳の面白さ:一瞬で消えていく字幕や吹き替えのセリフを、字数や長さ制限の中でどれだけ原文を生かしつつ、自然で、気の利いたものにするか。少しでもベストに近いものを追求する飽くなき挑戦が、この仕事の醍醐味です。
原田りえさん
実践コース修了期:2003年10月期
大学卒業後、3年間のヨーロッパ留学、外資系企業勤務を経て映像翻訳の道へ。中南米のドラマ“テレノベラ”など、英語・スペイン語・ポルトガル語のドラマや映画祭上映作品・DVD本編を中心に手がける。
映像翻訳者を目指す人に一言:“好きであること”。それこそが無敵の才能だと思います。そして、その才能を大きく育ててくれるのは、もっとうまくなりたいと願う一途な心と、毎日の地道な積み重ねだと信じています。
扇原篤子さん
実践コース修了期:2003年10月期
13年間海外で生活。帰国後、通訳、企業研修ビジネス英語講師を経て映像翻訳者に。各種映画祭、リアリティ、ナショナル・ジオグラフィック、テニス等のTV番組、DVD等を手がける。
映像翻訳の面白さとは?:素晴らしい素材に出会い、その感動をいかに視聴者に伝えるかは、簡単なことではありませんが、これだと思える翻訳、字幕を作成できた時の思いは、痛快とも言えるもの。やめられません。
橋本真砂子さん
実践コース修了期:2003年4月期
米国大学を卒業後、派遣社員を経て映像翻訳者に。ジャンルを問わず、字幕・吹替作品を手がける。東京国際映画祭『セイヴィング・ルナ』、アップリンク『おいしいコーヒーの真実』、DVD『不死鳥の如く』など。
映像翻訳の面白さとは?:尺や字数といった制限のある中で、どれだけ面白さを伝えられるかが腕の見せ所です。原文や日本語と格闘する毎日ですが、新たな発見も多々あり、決して飽きることのない職業だと思います。
梅田実代さん
実践コース修了期:2003年10月期
弁護士秘書、通信社でのニュース翻訳者、社内通訳翻訳者を経て、2004年5月にフリーの映像翻訳者として独立。現在はネット配信用映像・DVD・CS番組の翻訳、テレビ局での素材翻訳を手がける。「スポーツセンターUSA」(J Sports ESPN)レギュラー翻訳者。
映像翻訳者を目指す人に一言:初仕事は講師の方から、独立のきっかけとなった仕事はクラスメートから声をかけていただきました。受講中から頑張れば、仕事のチャンスも広がります。
野村佳子さん
実践コース修了期:2002年10月期
大学卒業後、外資系金融機関に6年間勤務した後、映像翻訳者に転身。ドラマ、バラエティ番組、各種ドキュメンタリー(特に音楽系)、DVDコメンタリーなどを中心に手がける。
映像翻訳の面白さとは?:最適な表現を求めて試行錯誤を重ねていくうちに、自分が訳した字幕と、話し手の言葉や表情、映像の空気感が一体になる瞬間があります。その魔法のような瞬間を目指していつも字幕制作に取り組んでいます。
山浦裕子さん
実践コース修了期:2002年4月期
大学卒業後、外資系金融機関に就職。会社勤めをしながら通学し、修了後フリーの映像翻訳者に。その後1年半のイギリス留学を経験。安定感のある訳を毎回作れるようになるのが目標。
映像翻訳の面白さとは?:新しい仕事に取り組むたびに異なる知識を得ることができること。さらに仕事のスパンが短いので、自分の世界や興味がどんどん広がっていき、飽きることがありません。
森田弓子さん
実践コース修了期:2002年10月期
日本生まれ。アメリカ、オーストラリア育ち。大学卒業後は邦銀勤務を経て夫の転勤に帯同しオランダへ。帰国後、派遣業務の傍ら当校で映像翻訳を学ぶ。EPK、DVD作品や馬術番組などを手掛ける。
翻訳者を目指したきっかけ:ある日偶然当校の看板を発見。「字幕を作る」という業種が存在することを知り挑戦することに。勝負は日本語表現力にあると学び、「英語そこそこできるし映画好きだし」という甘い思いはすぐに打ち砕かれ精進の日々。
山口真紀さん
実践コース修了期:2002年4月期
大学ではドイツ語を専攻。卒業後、メーカー勤務を経て映像翻訳者に。現在は派遣社員としてパートタイムで働きながら、ドキュメンタリーやドラマ、リアリティ番組などを中心に手がける。
アカデミーの思い出:受講生として1年半、そして受講途中から修了後にかけての6年間は、スタッフとしてアカデミーで過ごしました。受講生時代に講義で取っていたノートやプリント類は、今も迷った時に見直すので、大切にしています!
武富香子さん
実践コース修了期:2002年10月期
翻訳会社勤務を経て2003年に独立。FOX『アメリカン・アイドル』、ドラマ『マリナ ~ 恋に落ちた女神』、DVD『セブン+』、アメリカンプロレス「WWE」などを担当。広島県出身、大のカープファン。
翻訳者を目指したきっかけ:父の影響で映画が大好き。文学少女だったこともあり、将来は何かしら日本語にかかわる職業に就きたいと思っていました。字幕翻訳は感性が試される仕事。面白さとやりがいを感じています。
佐藤英毅さん
実践コース修了期:2002年10月期
日本語教師をするかたわら、言葉を扱う仕事への興味から映像翻訳の勉強を始め、現在に至る。もともとスポーツが好きだったこともあり、スポーツセンターUSAやJスポーツ・ドキュメントなどを中心に手がける。
翻訳者を目指す人へのコメント:翻訳に限ったことではありませんが、詰まるところ“好きこそ物の上手なれ”だと思っています。“趣味”を“仕事”にすることほど素敵なことはありません。
伊勢田京子さん
実践コース修了期:2002年4月期
2人目の子供を出産後、アカデミーに入学。少ない時間をやりくりしながら、翻訳の勉強に励む。努力と家族の協力のおかげで、現在はエンタメ系を中心に活躍。目標は、「笑える翻訳」。
映像翻訳の面白さとは?:自分が吹き替えを担当したアニメ番組を見て、子供たちが笑ってくれて、「これだ!」と思いました。以来、視聴者に笑いを届けるべく、お笑い番組を見てそのセンスを磨いています。
宮崎幸子さん
実践コース修了期:2001年4月
中学・高校をアメリカで過ごした後、帰国。大学卒業後2年間のメーカー勤務を経て映像翻訳者に。テレビ東京系『SHOWBIZ COUNTDOWN』をはじめ、海外ドラマや映画DVDなどを中心に活動。劇場公開作を手がけるのが夢。
映像翻訳の面白さとは?:作り手の意図や作品の面白さをどれだけ正確に、いかに自然に伝えられるか。一見シンプルだけどとても難しい「翻訳」には独特の魅力があると思います。毎回、悪戦苦闘しつつもやりがいを感じる毎日です。
幡野裕美さん
実践コース修了期:2001年4月期
カナダでのスノーボードガイドの経験を活かし、主にスポーツ分野で活動中。劇場公開映画『スプラウト』、米国アクションスポーツの祭典『X-Games』の翻訳や、イベントの通訳など幅広い分野で活動している。
映像翻訳者を目指す人に一言:翻訳仲間とのつながりは大切です。私はこれまで勉強会の仲間に刺激をもらってきました。私たちの勉強会は常に仲間を募集していますので、興味のある方はご連絡ください!
今井祥子さん
実践コース修了期:2001年10月期
大学の映画学科を卒業後、雑誌・書籍の編集ライターとして出版社に勤務。現在は映像翻訳者として独立し、ドラマを中心に手がける。いくつかの映画祭で翻訳コーディネーターの経験もあり。
映像翻訳の面白さとは?:この質問の答えのように一言では言えないことを一言にすること。恩師の言葉を借りれば「セリフの本質をとらえること」です。それが映像翻訳の面白さであり、センスの見せ所であり、私を日々悩ませる頭痛のタネなのです。
堀上 香さん
実践コース修了期:2000年4月期
短大卒、OL生活を経て、スクールに通い翻訳者に。TVのアニメやドラマ、DVD特典映像などを手がける。コメディタッチの音楽ものの作品を訳している時が一番幸せ。趣味は洋楽カラオケとアカペラコーラス。
アカデミーの思い出:実務経験後、ブラッシュアップと同業者の仲間探しをかねて、2000年にアカデミーに入学しました。そこで出会った仲間を中心に、ずっと月1回の勉強会を続けています。かけがえのない仲間です。
末木寿美さん
実践コース修了期:1999年4月期
大学卒業後、メーカー勤務ののちワーキングホリデーでカナダへ。帰国後、編集プロダクション勤務を経てフリーの編集者となり、同時に翻訳を学ぶ。現在、ハワイ在住で映像翻訳・出版翻訳を手がける。
翻訳者を目指したきっかけ:好きな海外作家の小説の続編を読んで何ともいえない違和感を覚えたことがあります。翻訳家は本編とは別の方。翻訳の「力」を見せつけられ、魅入られるように、自分にもできたらと思ったのがきっかけです。
青木郁世さん
実践コース修了期:1998年10月期
外国語専門学校を卒業後、カナダに留学。帰国後は制作会社の勤務を経て映像翻訳者に。アメリカ4大スポーツを始め、バスフィッシング、自転車などスポーツの分野を中心に手がける。
翻訳者を目指したきっかけ:スポーツ、映画、音楽に興味があり、映像翻訳なら幅広い分野を手がけることができると思ったからです。これからも色々な方面への探究心を持ち続け、仕事に生かしていきたいです。