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【次期は2024年10月29日開講】
英文を「何となく読める」レベルから脱却し
確実な根拠に基づいて理解した内容を
自分の言葉で説明できるようになる
※無料体験レッスンは9月17日から開催。
English Clockは“プロの映像翻訳者が持つ思考プロセス”を伝授し、
映像翻訳に必須の「英文解釈力」を着実にレベルアップさせることを目的としています。
English Clockの講座「ロジカルリーディング力 強化コース」では、英文読解を高度な知的活動と捉え、英文を「何となく読める」レベルから脱却し、確実な根拠に基づいて理解した内容を自分の言葉で説明できるようになるまで考え抜くトレーニングを行います。英字紙の社説やドキュメンタリー番組のスクリプトなど、深い内容の素材を訳しながら、英文を貫く論理の見出し方、筋の通った訳文の作り方を学びます。
※現在、リモート受講のみのご案内となっております。
● コース名
ロジカルリーディング
● 開講日
2024年10月29日から順次開講 全8回 2カ月
● 曜日・時間
- 火曜クラス
- 13:00~15:20
- 水曜クラス
- 19:00~21:20
- 土曜クラス
- 10:30~12:50
● リモート受講について
リモート配信には、Zoomを使用しています。ご自宅と教室をリモートで繋ぎ、いつもの時間にリアルタイムで講義を受けていただくことができます。録画したものを見ていただく形式とは異なり、音声機能を使い、その場で質問をしたり、クラスメイトとコミュニケーションを取ることが可能です。通学と同様、プロの映像翻訳者に必要なスキルをしっかりと学ぶことができます。
【ご用意いただくもの】
・PC
・カメラ(PC内蔵のものでもOK)
・マイク(PC内蔵のものでもOK) ※質問をしていただく際に必要です。
・安定したネット接続の環境
※よりクリアにお聴きいただくために、ヘッドホンかイヤホンのご使用をおすすめしています。
※オンライン受講に関する詳細はこちら
● 受講料
一括 83,710円(税込)
※入学金11,000円を含む
料金の詳細はこちら
● 開講時期
年2回
● 受講資格
英文を「何となく読める」レベルから脱却し、確実な根拠に基づいて理解した内容を自分の言葉で説明できるようになりたい方
※英語レベル:目安 TOEIC730点~
・文章全体の趣旨や目的は理解できる
・難しい概念を表す語彙や、日本語的な考え方では理解が難しい表現、複雑な構造の文が出てくると理解が曖昧になる
・文章内の広い範囲に散らばる情報の関連付けができない。
● コース名
ロジカルリーディング・アディショナル5
● 開講日
2025年2月4日から順次開講予定 全5回 1カ月
● 曜日・時間
- 火曜クラス
- 13:00~15:20
- 水曜クラス
- 19:00~21:20
- 土曜クラス
- 10:30~12:50
● 受講料
一括 47,300円(税込)
料金の詳細はこちら
● 開講時期
年2回
● 受講資格
※「ロジカルリーディング」の受講が必須です。 応用編として、字幕やボイスオーバー原稿の作成を通じて、視聴者の頭の中に理屈がスムーズに入り込むセリフの作成法を学びたい方お申し込み方法
1)無料体験レッスンへの参加(任意)
※体験レッスンへの参加が難しい方、過去に参加されたことがある方は、
english-clock(at)jvtacademy.comまで申し込み希望のメールをお送りください
↓
2)体験レッスン後にお送りする「お申込みの案内」を確認する
↓
3)JVTA Onlineの申し込みページより手続きを行う
※2)の「お申込みの案内」を確認する前のお申し込みはお控えください
※申し込み後、3営業日を過ぎても契約書面の送付メールが届かない場合には
seminar(at)jvta.netまでお問い合わせください
↓
4)JVTA Onlineより申し込み後、画面の指示に従ってお支払い
※振込もしくはクレジット決済
↓
5)入金を確認した時点でお申込み完了となります
※受講申し込み者数が定員に達した場合には、お申込みをお受けできない場合があります。
予めご了承ください。
● お支払い方法
クレジットカードまたは銀行振込
※振込名義人は下記のようにお願いいたします。
『EC+お名前』(例 ECヤマダタロウ)
受講するコースのカテゴリーをご入力いただくことで、ご入学のお手続きを円滑に進めさせていただけます。ご協力ください。
● 無料体験レッスン
無料体験レッスン(1.5時間)は以下の日程で行っています。
テストを受けていただいた後、解説を受けながら、翻訳に関する注意事項を学べます。
https://www.jvta.net/tyo/english-orientation/
★お問い合わせ 電話:03-3517-5002
【AI時代に生き残る翻訳者になるために】
AI技術が著しく発達したこの時代、機械翻訳に任せてもそれなりの訳文が出来上がるようになりました。試しに英文を、グーグル翻訳を使って訳してみましょう。
Stratford-upon-Avon, where Shakespeare was born, is visited by a great number of tourists every year.
これがグーグル翻訳では
「シェイクスピアが生まれたストラトフォード・アポン・エイボンは、毎年多くの観光客が訪れます」
と訳されます。特に問題はありませんね。
では、次の英文はどうでしょう?
Japan ruled Taiwan from 1895 to 1945, when Japan surrendered unconditionally to the Allied powers in World War II.
グーグル翻訳の訳文は
「日本は第二次世界大戦で連合軍に無条件で降伏した1895年から1945年まで台湾を統治しました」
と出てきました。これは明らかな誤訳です。おそらく関係副詞whenがかかる部分を機械的にfrom 1895 to 1945と考えて処理した結果でしょう。でも、日本が連合国軍に無条件降伏したのは1945年のことなので、この場合whenがかかるのはfrom 1895 to 1945ではなく1945です。whenはin 1945と書き換えることができるのです。一般的な歴史の知識があればこれくらいの判断は簡単にできます。
上記の例から何が分かるでしょう? 人は文を読む際、経験から得た知識を応用しながら、きちんとしたロジックが成り立つように解釈しているのです。ロジックが成り立たない時には違和感を覚えるはずです。「1895年から1945年にかけて降伏したというのはおかしいだろう」と考えもせず、目の前にある英文をただ日本語に変換するだけなら機械翻訳でも対応は可能です。そのレベルに留まるなら、翻訳者の存在価値はないと言えるでしょう。AI時代に生き残る翻訳者は、英文を貫く論理を見いだします。