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日本映像翻訳アカデミー/学校長 新楽直樹
日本映像翻訳アカデミーが産声を上げたのは1996年。まだ、「映像翻訳」という言葉は広く知られておらず、劇場用外国語映画の字幕翻訳のみをイメージする人が多い時代でした。
しかし、時代の変化は私たちの想像をはるかに超える速度で進行しています。グローバリゼーションの大号令のもと、国や言語の壁を越えて飛び交うメッセージや情報は、私たちの社会や日々の生活にとって欠かすことのできない存在になっています。
そうしたコミュニケーションの主軸となっているのが映像・動画です。例えば映画では、劇場公開数をはるかにしのぐ数の作品をインターネット配信を通じて鑑賞することができます。海外ドラマやニュース、生活情報番組、スポーツ番組、ドキュメンタリー映像、アニメーション、そして個人がSNS上のアプリなどを通じて発信する動画まで、まさに、「言語の壁を越えた映像情報がシャワーのように降り注ぐ時代」が到来したのです。
では、そうした社会のニーズを適確に実現するプロフェッショナルとは誰なのか――。
日本映像翻訳アカデミーは、「映像翻訳者」という新たなスキルと高い意識をもった人材こそが、増え続けるニーズに応え得るプロフェッショナルであると確信し、23年に渡って映像翻訳分野における職業訓練教育をリードし続けてきました。
語学の習得に人生の多くの時間を費やし、その努力を継続する意志を持つ方が「言葉のプロ」として当校から巣立ち、各分野で活躍されていることが私たちの誇りです。ぜひ一度、日本映像翻訳アカデミーを訪れてください。