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日本映像翻訳アカデミー(JVTA)と、JVTAが運営する国際コミュニケーションアーツ学院(GCAI)では、小学校から大学までさまざまな教育機関と連携し、英語学習だけにとどまらない“真のグローバル人材”を育むための各種講義を行っています。
英日字幕翻訳・日英字幕翻訳などの映像翻訳をベースにした授業、海外向けの映像制作に取り組むプロジェクト型の授業など、JVTAグループが提供する学校教育プログラムには、プロの映像翻訳者を育成する教育訓練校の運営を通じて培ってきた実践的・能動的な学習カリキュラムを導入。中央教育審議会や文部科学省の求めに応じて各種教育機関が導入を進めている、アクティブ・ラーニングやプロジェクト・ベースト・ラーニング(PBL)、ICT(教育通信技術)教育といった教育手法・教育テーマに合致した授業を実現しています。
ここでは、一部のプログラム概要と導入実績をご紹介しています。弊社の学校教育プログラムにご興味がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
1. 字幕翻訳プログラム(日本語字幕・英語字幕)
20年にわたる映像翻訳教育のノウハウをベースにした、アクティブ・ラーニング、PBLなどにフォーカスした字幕翻訳プログラム。語学力よりもメンバー同士のコミュニケーションやさまざまな観点から課題解決に取り組む姿勢が何よりも求められます。語学学習とキャリア・実社会の結びつきなどに対する理解を深められることに加え、学校内外の観客向けに上映会を開催したり、社会問題をテーマにした映像作品を題材にしたりすることで、ソーシャル意識の育成も図ることができます。
プログラムの流れ
- 映像翻訳の基礎やルールを学ぶ
- グループワークでディスカッションを繰り返しながら作品に字幕をつける
- 完成した作品を上映会にて発表する
学習目標
- 実用的な英語/日本語運用力を向上させる。
- 相手に伝わる英語/日本語ライティングを学ぶ。
- グループワークで作品を翻訳することで責任感・遂行力・課題解決力を身につける。
- 翻訳を通して映画の題材となっている社会問題に深く触れ、幅広い視野を身につける。
導入実績(一部)
- 明星大学「映像翻訳フィールドワーク」
通年で英日・日英字幕翻訳を指導。夏季集中講義では「UNHCR難民映画祭」で上映される長編ドキュメンタリー映画の日本語字幕を作成。学内での上映会の企画・運営・宣伝活動も学生が担う。
- ゲント大学「海外大学字幕プロジェクト」
オンラインで現地(ベルギーなど)と結び、学生に日本語の短編映画の日英字幕翻訳を指導。現地で学生が上映会を開催。 - 青山学院大学 「映像翻訳ラボ」
「UNHCR難民映画祭」で上映される長編ドキュメンタリー映画をはじめとした英日字幕翻訳の指導サポート。
2. グローバルPR動画制作プログラム
映像翻訳教育のメソッドに、GCAIが持つ、自分のアイデアやメッセージを世界に発信するグローバルパブリシティのメソッドを取り入れたオリジナル・プログラム。動画や字幕の制作といった実践的な作業を通して受け手(視聴者)に伝わりやすい構成や伝え方、表現を考えることで、あらゆる場面で応用できるグローバル・コミュニケーション能力が身につきます。
プログラムの流れ
- 伝えたいテーマを選定する
- 動画を撮影・編集する
- 英語字幕を入れる
- 完成した作品を上映会にて発表する
学習目標
- 的確に相手に伝わる映像の構成・ストーリーテリングを学ぶ。
- 映像製作の基礎を学ぶ(撮影、編集)。
- 相手に伝わる英語/日本語ライティングを学ぶ。
- グループでプロジェクトを実行することで責任感・遂行力・課題解決力を身につける。
導入実績(一部)
- 東京都教育委員会「次世代リーダー育成道場」
「東京の魅力を世界に伝える」をテーマに、高校生が動画を作成。英語字幕を作成し、完成した動画の発表会を行う。作品の紹介や補足解説について英語でプレゼンテーションを行う。 - 法政大学「グローバル情報発信入門講座」
大学の魅力を伝える動画を作成し、発表する。効果的な動画作りの基礎から撮影・編集を学び、完成した動画の英語字幕を作成。
3. プレゼンテーションスキル強化プログラム(日本語プレゼン・英語プレゼン)
GCAIの社会人向けプレゼンテーションスキル強化プログラムで採用している「6センテンス・メソッド」などを取り入れたプログラム。語学力だけに頼らない、自分の思いを相手に確実に伝えるコミュニケーション能力が身につきます。一般的なビジネスプレゼンテーションはもちろん、考えやアイデアを伝えるあらゆるコミュニケーションの場面で活かせるスキルが学べます。
プログラムの流れ
- 効果的なプレゼンテーションの構成を学ぶ
- 思いを効果的に伝えるスキルを学ぶ
- プレゼンテーションを作成する
- 完成したプレゼンテーションを発表する
学習目標
- 的確に自分の伝えたいことを伝え、人の心を動かすプレゼンテーションの構成を学ぶ
- 明確にメッセージを伝えることのできる発信力を身につける
導入実績(一部)
- 東京成徳大学高校 特別進学コースCTP(Critical Thinking Program)
同高校の魅力を伝える動画作成プログラムにおいて、「6センテンス・メソッド」に基づいて学生自らが構成・セリフを考え、カメラの前で学校の特徴や魅力を発表した。あわせて動画の撮影や英語字幕制作も行った。 - 公益財団法人フォーリンプレスセンター
同団体の職員向けの日本語プレゼンテーション社内研修。商品や企画、アイデアをPRするプレゼンにおける、「ストラクチャー(構成)」と「デリバリング(伝え方)」に関する知識とスキルを学ぶ。
4. 小学校での英語学習プログラム
映像翻訳と、グローバル・パブリシティを主軸としたコミュニケーション・スキル強化プログラムなどの職業訓練を応用。映像からフレーズを学びとり、自分の言葉としてアウトプットするためのレクチャーを行います。誰もが興味を持つ映像を入り口にすることで、楽しみながら生きた英語を学べるのが特長です。
学習目標
- 動画を使うことで、英語学習の楽しさを実感する。
- 英語でのコミュニケーション(自分の思いが伝わる、人の思いがわかる)を体験する。
- 語学習得の4技能をバランスよく学ぶ。
導入実績
- 東京都中央区立常盤小学校
アニメなどを使い、感情をこめながら自然なスピードでフレーズを話すレクチャーなどを実施。学んだフレーズを生かして児童が発表する時間も設けた。同小学校は国際教育推進パイロット校の指定校であり、英語教育に力を入れている。
5. 短期ワークショップ・講演
映像翻訳をはじめとする、弊社のノウハウを生かしたテーマでのワークショップ・講演。短い映像クリップに字幕をつける映像翻訳ワークショップ、動画制作の基本を学ぶワークショップ、英語学習とキャリアの結びつきを伝える講演など、さまざまな切り口での講義をご用意しています。
学習目標
※ 映像翻訳ワークショップの場合- 映像翻訳の基本的スキルを習得する。
- 英語学習と、社会活動やビジネスとの結びつきを体験する。
- 実用的な英語運用力を向上させる。
導入実績(一部)
- 青山学院大学、大谷大学 、神奈川大学、神田外語大学、東洋大学、ウィーン大学、ゲント大学、三重県立川越高等学校 ほか
映像翻訳の手法や業界についての概論や、グループディスカッションしながら字幕をつくるワークショップを実施。 - アクティブ・ラーニング・フォーラム(全国教職員研修会)
全国の教員・教育関係者が一堂に会したフォーラム。通常の英語教育とは異なる、論理的思考や状況の把握、異文化理解などが学べるアクティブ・ラーニングの実例として英語字幕制作ワークショップを実施。
- プログラム内容、講義対象・期間などのご要望をヒアリング
↓ - ヒアリングに基づいてカリキュラムをご提案・打ち合わせ
↓ - カリキュラム確定
↓ - 学生への通知・募集など
↓ - 講義実施
↓ - 終了後、講義についてのフィードバックなど(必要に応じて)
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日本映像翻訳アカデミー 学校教育部門
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