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- 国内外の映画祭への支援
映画祭はプロデビューの大切な舞台です
日本映像翻訳アカデミーは、国内外のさまざまな映画祭に協力しています。上映作品の翻訳やサポート業務、仕事から生まれた人脈などが、映像翻訳者としてのキャリアを築くきっかけとなった修了生も少なくありません。
また、海外の貴重な映画や質の高いドキュメンタリー作品などの翻訳経験を積めることに加え、普段は知ることができない映画祭の内側を体験できることも、大きな魅力と言えるでしょう。
映像翻訳以外でも、日本語版カタログの翻訳や、カタログなどに掲載する作品紹介、監督や出演者のバイオグラフィーなどの英訳作業に関わる修了生も多くいます。さらに、映画祭事務局での運営業務、海外ゲストの通訳やアテンドなどのサポート業務なども行うことがあります。
カウリスマキが愛するフィンランドの映画
- 開催期間
- 2017年11月25日(土)~12月1日(金)
- 開催場所
- 東京
フィンランドの名作6本が特別上映。そのうち、5本の日本語字幕をJVTAの修了生が手がけました。アキ・カウリスマキ監督はフィンランドの巨匠。北欧映画ファンなら知らない人はいないでしょう。この特別上映はフィンランドが今年12月6日に独立100年を迎えることを記念し、カウリスマキ監督が日本のファンのために新旧のフィンランド映画から傑作をセレクトしたもの。カウリスマキ監督の最新作『希望のかなた』の公開(12月2日)を控えたスペシャル企画です。
ポーランド映画祭
- 開催期間
- 2017年11月25日(土)~12月15日(金)
- 開催場所
- 東京
東京都写真美術館ホールで新旧のポーランド映画祭を上映。JVTAは5本の日本語字幕と1本の字幕データ作成で協力しました。6回目となる今年は、ポーランド映画界の巨匠、アンジェイ・ワイダ監督の追悼特集や、ポーランド映画で初めてアカデミー賞外国語映画賞を受賞した話題作『イーダ、JVTAが出題と審査で協力したアルク翻訳コンテストの課題作品『ユダヤ人を救った動物園~アントニーナが愛した命~』など注目作品が目白押しです。
国連UNHCR難民映画祭
- 開催期間
- 2017年9月30日(土)~11月12日(日)
- 開催場所
- 東京、札幌、名古屋、大阪、福岡、広島
今年で12年目を迎えるこの映画祭は、国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所とUNHCRの日本での公式支援窓口である国連UNHCR協会が共催で、難民問題をより多くの人に広く知ってもらうことを目的に行っているもの。JVTAはその趣旨に賛同し、第3回から字幕制作でサポートしており、毎年多くの修了生が協力しています。
第10回したまちコメディ映画祭in台東
- 開催期間
- 2017年9月15日(金)~9月18日(月・祝)
- 開催場所
- 東京
台東区在住のクリエイター、いとうせいこう氏が総合プロデューサーを務める“したコメ”では、上野や浅草界隈のさまざまな場所で国内外のコメディ映画を一挙上映。JVTAは今年も総合パンフレットの英訳を担当し、日英映像翻訳科の修了生5人がチームを組んで翻訳に取り組みました。また、短編コンペティション「したまちコメディ大賞2017」のアワードスポンサーとしても協力。脚本作りのワークショップにはJVTA日英映像翻訳科の三宅隆太講師も参加しています。
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2017(7月 埼玉 )
- 開催期間
- 2017年7月15日(土)~7月23日(日)
- 開催場所
- 埼玉
この映画祭は、若手映像クリエイターの登竜門としても知られており、未来の巨匠の作品に出合えるのが最大の魅力です。過去には、白石和彌監督(『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』)や中野量太監督(『湯を沸かすほどの熱い愛』)など今注目のクリエイターがアワードを受賞しています。JVTAは毎年、字幕制作でサポートしており、今年も2本の長編、1本のアニメ、2本の短編の英語字幕を修了生が手がけました。
第26回レインボー・リール東京~第26回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭(7月 東京 )
- 開催期間
- 2017年7月8日(土)~17日(月・祝)
- 開催場所
- 東京
LGBTをはじめとするセクシュアル・マイノリティをテーマにした作品を上映するこの映画祭は1992年に中野区の会議室で小規模にスタート。26回目を迎える現在は毎年5000人近い動員数を誇る、歴史あるイベントです。会場となる青山のスパイラルホールは毎年レインボーカラーに彩られ、お祭りのように賑わいます。JVTAは、この映画祭の主旨に賛同し、毎年字幕制作でサポート。今年も修了生が活躍しました。
ショートショート フィルム フェスティバル & アジア 2017
- 開催期間
- 2017年6月1日(木)~6月25日(日)
- 開催場所
- 東京、横浜
今年のテーマは『cinemaTIC! cinemaTEC!』。シネマの普遍性と進化の先にある映画・映像の未来に光をあてています。世界100以上の国と地域から集まった約9,000本の作品の中から、選りすぐりの短編映画(1分から25分程度)およそ250作品が一挙上映されます。JVTAは毎年、SSFFを字幕制作でサポート。今年もほとんどの作品の字幕を担当し、約100人の修了生が活躍しました。
ニッポン・コネクション
- 開催期間
- 2017年5月23日(火)~5月28日(日)
- 開催場所
- ドイツ フランクフルト
ドイツのフランクフルトで世界最大級の日本映画の祭典で、毎年100本を超える日本の映画を上映し、約16,000人を動員するなど、大人気のイベントです。今年は、JVTAの修了生が英語字幕を担当した『ディストラクション・ベイビーズ』『この世界の片隅に』『ギ・あいうえおス 他山の石を以って己の玉を磨くべし』『売買ボーイズ』などが上映されました。また、JVTAが担当した字幕作りのワークショップや映像と翻訳の関わりを探るレクチャーなども大好評でした。
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公式サイト
南インド映画祭
- 開催期間
- 2017年4月29日(土)~5月12日(金)
- 開催場所
- 東京、大阪
JVTAの映画祭サポートのラインナップに、今年新たに加わったのがGWに開催される「南インド映画祭」。ここ数年、日本におけるインド映画の認知度は高まりを見せていますが、南インド映画に特化した映画祭が開催されるのは初めてだそうです。4本の作品の字幕を、1作品5、6人のチームを組んで21名の翻訳者が担当しました。
東京ろう映画祭
- 開催期間
- 2017年4月7日(金)~9日(日)
- 開催場所
- 東京
日本初となる「東京ろう映画祭」が開催。ろう者が出演するドキュメンタリー映画やろう者が監督する作品のほか、これまでに日本語字幕が付いていなかった邦画など、全12作品が日本語字幕付きで上映され、JVTAのバリアフリー講座修了生の有志たちがボランティアで字幕制作に協力しました。
第9回恵比寿映像祭
- 開催期間
- 2017年2月9日(金)−2月25日(日)
- 開催場所
- 東京
恵比寿映像祭はアートと映像の国際フェスティバル。恵比寿にある東京都写真美術館を中心にさまざまな場所でアート作品に展示や映像の上映、ライブイベント、トーク・セッションなどが行われます。JVTAは毎年このイベントに協力しており、今年も展示5作品の日本語字幕を10名の修了生が手がけています。今年のテーマは「マルチプルな未来」です。
トーキョー ノーザンライツ フェスティバル
- 開催期間
- 2017年1月21日(土)~2月19日(日)
- 開催場所
- 東京
「トーキョー ノーザンライツ フェスティバル」は、渋谷のユーロスペースをメイン会場に、都内各所で北欧5カ国(ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、アイスランド)の映画やアート、音楽、食などを楽しめる総合イベントです。JVTAはこのイベントを字幕制作でサポート。修了生14人が12本の作品を手がけました。今年はデンマークを代表する鬼才、「ラース・フォン・トリアーの『キングダム』イッキミ!」などが話題になりました。