【written by
きただてかずこ】 子供の頃からお笑いが好きで、オトナになった今もバラエティ番組を見なければ夜も日も明けぬ毎日。ライブにもしばしば足を運び、笑える喜びにどっぷり浸りまくっている。
【最近の私】今年は本文中に書いた以外に、関ジャニ∞のデビュー8周年記念イベントに明け暮れた1年でもありました。大晦日の『紅白歌合戦』は号泣しながら見てるかもしれません(苦笑)。いよいよライブのチケットが取りにくくなっていることが心配ですが、今後の彼らの活躍が楽しみでもあります。
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今年もさまざまなテレビや舞台を見ましたが、その中で特に印象的だったのが『勇者ヨシヒコ』関連のあれこれと、10月から始まった『世界の料理ショー』の再放送。どちらも心の狂喜乱舞が止まらず、時間もお金もそれなりにかけてしまいました(笑)。
その1:『ヨシヒコ』が止まらない!
それは昨年放送された『勇者ヨシヒコと魔王の城』(テレビ東京)が始まりでした。「予算の少ない冒険活劇」を全面に打ち出したこのドラマは全国に中毒患者を増やし、私もその1人に。今年は『ヨシヒコ』絡みのさまざまなものが気になり、あちこちに出かけたり、テレビにかじりついたりしていました。
主だったところでいうと、1月には『ヨシヒコ』の監督・脚本を担当した福田雄一さんが手がけた舞台『スパマロット』を観劇。春には、こちらも福田さんの作品『ガラスの仮面』風ドラマで、HKT48の指原莉乃さん主演の『ミューズの鏡』(日本テレビ)と人気子役・鈴木福くん主演の『コドモ警察』(TBSテレビ)に毎週興奮していました。『コドモ警察』については、11月に行われたDVD発売記念イベントにも行き、生のコドモたちの小ささに改めて驚愕(笑)。そして夏には『ヨシヒコ』で魔法使い・メレブを演じたムロツヨシさんの舞台『muro式.6』へ。6年前から行われている『muro式』ですが、私は今回が2度目。ヨーロッパ企画の本多力さん、永野宗典さんとのお芝居とコントの中間のような舞台はこれまた中毒性があり、たぶん来年も行っちゃうでしょう。先月は、その本多さんと永野さんが出演したヨーロッパ企画のお芝居『月とスイートスポット』を見てきました。終演後のトークショーにはムロさんが登場し、『muro式』の3人で熱いお芝居の話を繰り広げていました。
テレビのほうでは今秋、『勇者ヨシヒコと魔王の城』に続く、『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』が放送され、さらには脚本が販売になり...と、もはや1年を通してフィーバー状態。そんな今、とても気になっているのは山田孝之さんのツイッターです。フォロワーの質問にトリッキーな返事をする山田さんのつぶやきは、1つも見逃したくないと思うほど(苦笑)。ツイッターの世界の「山ちゃん」は、もはや南海キャンディーズの山里さんではなく、山田孝之さんかも。時にメレブやムラサキとの絡みも見られますよ。
その2:『世界の料理ショー』との再会!
今から40年近く前にテレビ東京で放送された『世界の料理ショー』。この番組は、料理研究家のグラハム・カーがバターや牛乳をたっぷり使い、当時まだ日本では珍しい食材を交えながら、世界の料理を作って見せるというもの。日本語吹き替え版のグラハムの軽妙なおしゃべりと共に、見る人に「外国」を感じさせる番組でした。
私がこの番組を見たのは、東京での放送から数年後。東北の片田舎の小学生だった私は、毎週土曜日のお昼に1人留守番をしながら見ていました。純和風な昼ごはんを食べながら見る『世界の料理ショー』は、完全に別世界の話。番組終了後、ムダに牛乳を飲んだり、練乳をなめたりしていたのは、何とか現実のものとして捉えようとしていたからなのかもしれません(笑)。番組スタッフの「スティーブ」をネタにしたトークや、最後に観覧に来ていた人のうち1人を試食に招く様子など、大昔に見たわりには今もかなり鮮明に覚えています。
あれから年月を経て、久しぶりに見た『世界の料理ショー』では改めて気づくこともいろいろありました。まず、分量がやたら多い回があること。『ポークギドニー詰め フランス風』は15人前でご案内。豚肉4.5キロ、さらに豚の腎臓が3個って、放送当時の日本の家庭では絶対ムリでしょう。それから、日本語版のグラハムの吹き替えをしていたのは「~しちゃったりなんかして」といったアドリブ調やダジャレ交じりの吹き替えでおなじみの広川太一郎さんだと思い込んでいましたが、実際はゲーリー・クーパーの吹き替えで知られる黒沢良さんが担当。映像翻訳を学んだ今見ると、吹き替えとは言え完全なリップシンクになっていないところがあったり、顔の出ない材料の説明部分は自由度が異様に高かったりと、多少気になるところもあります。それでも、当時これだけの番組を訳して、声をのせるのはかなり大変な作業だったことでしょう。
何年か前のDVD-BOX発売の際、涙を呑んだ『世界の料理ショー』。自分へのお年玉ってことで買っちゃおうかな~(あ、また無駄遣い...)。
【written by きただてかずこ】 子供の頃からお笑いが好きで、オトナになった今もバラエティ番組を見なければ夜も日も明けぬ毎日。ライブにもしばしば足を運び、笑える喜びにどっぷり浸りまくっている。
【最近の私】 前回、
当コラムに書いた『コドモ警察』(TBS)。いよいよデカ長こと鈴木福くんの苦み走り具合がサマになり、吉瀬美智子さんとの屋上でのやり取りに笑いが止まらない感じになってきました(笑)。でも、一番気になるのはナベさん。あの落ち着きっぷりにホレボレするばかりです。
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先日、『友近プレゼンツ 水谷千重子 演歌ひとすじ40周年記念リサイタルツアー』の東京公演に行ってきました。ご存知の方も多いかと思いますが、「水谷千重子」とは芸人の友近さんが演じる大物演歌歌手のこと。つまり、言ってしまえばこのリサイタルは最初から最後まですべてがコントなわけですが、友近さんは最後の最後まで「友近」としての顔を一切見せず、見る側もいるはずのない水谷千重子の存在や、ありもしないリサイタルをすべて受け入れ、このおかしなイベントを大いに楽しんだのでした。
リサイタルは3部構成で、1部は千重子さんの歌とゲストを交えたトーク、2部は千重子さんが主役のお芝居『ゲノゲの女房』、そして3部は1部とは別のゲストを呼んで再び歌とトークという内容。この構成自体、まさに演歌歌手のリサイタル風なのですが、これを単なるコントに見せず、状況をややこしくしているのが、ちょいちょい「本物」が出演していること。お芝居には、主役の友近さんのほか、森三中の大島さん、バッファロー吾郎・Aさん(この日は「千重子さんと同期の演歌歌手・八公太郎」というキャラでしたが)という芸人さんたちに加えて、舞台の経験が豊富な中村繁之さん、山田まりやさんが共演。それらしい雰囲気に仕上げてくれました。
歌のほうでも本当に長く芸能生活を重ねた歌手の方々がバックアップ。私が見に行った東京公演では、ブラザーコーンさんが登場!千重子さんの長きに渡る歌手活動を祝い、架空の思い出話をし、最後はもちろん千重子さんがカバーしている『Won't Be Long』を2人で歌ったのでした。テレビでもたびたび披露していた、演歌風『Won't Be Long』はこのステージでももちろん健在。本家コーンさんの前でも揺らぐことはありませんでした。ほかにも、冠二郎さん、伍代夏子さん、北原ミレイさん、鳥羽一郎さん、ピーターさん、さらには大阪公演にサプライズゲストとして登場した五木ひろしさんなど、全国各地の公演でさまざまなコント...もとい、思い出話やデュエットを繰り広げているようです。
そして、東京公演で本物っぽさに更なるダメ押しとなっていたのが、お祝いに駆けつけたNON STYLE石田さん。もともと坂本冬美さんやジェロさんなど、本当の演歌歌手の方々とプライベートで交流のある石田さんなので、架空のエピソードトークも自然な流れ。そんなバックグラウンドがある人をわざわざ呼ぶあたり、友近さんの微に入り、細に入りのこだわりが見えるゲストでした。
友近さんは、大阪で『THAT'S ENKA TAINMENT〜ちょっと唄っていいかしら?〜』(朝日放送)という演歌バラエティ番組の司会をしていますが、今回のリサイタルで演歌界のバックアップを受けることができたのも、番組内でのつながりがあったからなのでしょう。このリサイタルでは、歌のゲスト以外にもさまざまな歌手や芸能人の方々が千重子さんとしての友近さんに協力しています。まだツアーが続くので詳細は控えますが、T.M.Revolutionこと西川貴教さんがPVで風にあおられるようになったことには千重子さんの影響があった、といったエピソードも明かされるようです。
最後は手のひらに焼き豆腐をのせることや、リマールではなく羽賀研二さんの『ネバーエンディングストーリー』をBGMに使うことでもお馴染みの越後前舞踊を披露し、さらにアンコールにもこたえてお開きとなった『水谷千重子 演歌ひとすじ40周年記念リサイタルツアー』。これほどいろんな人を巻き込んでの大掛かりなコントは、この先、なかなかお目にかかれないでしょう。バカ言ってる千重子さんと、これを実現した友近さんに「ありがとうって伝えたくて」という気分です!(笑)
【written by きただてかずこ】 子供の頃からお笑いが好きで、オトナになった今もバラエティ番組を見なければ夜も日も明けぬ毎日。ライブにもしばしば足を運び、笑える喜びにどっぷり浸りまくっている。
【最近の私】『モヤさま』で毎回楽しみなのが「ハワイ」。ノリのいいヌシカンさんを見るたびに、ニヤニヤ&ホッコリしてしまいます。ああ、いつか行きたい、ハワイ出雲大社。
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先日、『モヤモヤさまぁ~ず』(テレビ東京)の伊藤Pこと、番組総合プロデューサー・伊藤隆行さんが『伊藤Pのモヤモヤ仕事術』(集英社新書)という本を出版。これを記念して、伊藤Pと『モヤさま』出演者でもある大江麻里子アナウンサーによるスペシャルイベント「モヤモヤとーくショー」というイベントが行われ、私も深夜時代からの『モヤさま』ファンとして行ってきました。
会場は渋谷にある青山ブックセンター。まさに老若男女という言葉がふさわしい、現在就職活動中という年代からかなりの白髪まじりの方(笑)まで幅広い年齢層のファン100人が集まりました。イベント1週間前にホームページで行われた参加受付はあまりの盛況ぶりにサーバーがダウンするほどだったので、見ず知らずの人たちでも会場にいる皆さんはなんだか「戦友」のような気分でした。
さて、イベントは伊藤Pと大江アナが、『伊藤Pのモヤモヤ仕事術』読者や当日会場に集まった人たちから寄せられた質問に答える形でトークを展開。前の週にさまぁ~ず・大竹さんの結婚式が行われたばかりだったため、最初はその話から。相方の三村さんはかなり早い段階で酔っ払っていたにもかかわらず、何かにつけて前に出て行き、そのたびに和田アキコさんに怒られるというポンコツぶりを発揮していたのだとか。大江アナはそんな泥酔してまでも式を盛り上げようとする三村さんにコンビ愛を感じていたそうですが、気持ちを共有できたのはつぶやきシローさんだけ。伊藤Pも全然共感できなかったそうです。
そんな大江アナは、『モヤさま』の中でさまぁ~ずのお2人からセクハラ?とも取れる発言や行動をされていますが、大江アナご本人は「セクハラと感じたことはない」とのこと。伊藤P曰く、さまぁ~ずをそんなふうに駆り立てるのは大江アナの「ワキ汗」があったから。今から4年ほど前、まだ深夜に放送されていた頃の「駒込」の回、湿気が高く暑い日のロケということもあり、服に染み出るほど盛大にワキ汗をかいてしまった大江アナ。この様子に大竹さんや三村さんがあえて触れたことは2人の愛であり、そしてセクハラに拍車がかかるきっかけでもあったようです。時に好奇心が上回り、おかしな格好で滑り台に乗ったり、手作りぶら下がり健康器にぶら下がった挙句、向かいの柱に股間を打ち付けそうになったりと、無意識のうちに自らセクハラを誘発する行動をしてしまうこともある大江アナですが、さまぁ~ずだけでなく、大江アナまでもが予想外の方向に走ってしまうところも『モヤさま』の面白さにつながっているのでしょう。
トークイベントには途中から番組の放送作家の北本かつらさんも参加し、別の放送局のスタッフからの質問を2人にぶつけていました。その中にはフリーになることを誘うようなものも。でも、伊藤Pも大江アナも今の環境を楽しんでいるようで、今後もテレビ東京でしかできないことを見せてくれそうです。
なお、このイベントのきっかけとなった『伊藤Pのモヤモヤ仕事術』には『モヤさま』の裏話のほか、伊藤Pがテレビマンとして抱くテレビやバラエティ番組への思い、そしてサラリーマンとしての仕事術などが書かれています。大江アナやさまぁ~ず、伊藤Pが手がけていた番組『やりすぎコージー』のMCだった大橋未歩アナなどの伊藤Pへの言葉などもあり、面白くて熱い内容でした。『モヤさま』ファンやお笑い好きの人にはもちろん、楽しく読めるビジネス書としてもお勧めです。
【written by きただてかずこ】 子供の頃からお笑いが好きで、オトナになった今もバラエティ番組を見なければ夜も日も明けぬ毎日。ライブにもしばしば足を運び、笑える喜びにどっぷり浸りまくっている。
【最近の私】近の私:今回の『IPPONグランプリ』、影のMVPは、観覧ゲストの渡部豪太さんでしょうね。やたら真面目な感想を言おうとするその様子は面白くもあり、好感も持てました。アジダス~!
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週末に放送された『IPPONグランプリ』(フジテレビ)。決勝にはネプチューンの堀内健さんと「世界のナベアツ」改め桂三度さんが残り、堀内さんが一方的な戦いで「珍味対決」を制するという思いがけない結果になりましたが、今回も千原ジュニアさんの「景観をそこねる?オレがか!」(お題:写真で一言)、有吉弘行さんの「こういうんじゃないんだよな」など、記憶に残る回答、名言が飛び出す見ごたえのある大会でした。
こういう「大喜利」はライブでよく行われており、人気のイベントになっているものもあります。その最たるものは『ダイナマイト関西』でしょう。『キングオブコント2008』の覇者、バッファロー吾郎が主宰するイベントで、もともとは2人の「おもろいから売れるのか?売れたからおもろいのか?」という疑問から始まったと言います。芸人さんは面白いからこそ売れるはずなのに、必ずしもそうとは限らない。それなら自分たちで最強の芸人さんを決め、その人が売れればしっくり来るはず、ということで『ダイナマイト関西』はスタートしました。
第1回大会が行われたのが99年。大阪のライブハウスで始まったイベントは、今では収容人数2000人規模の会場で行われる大会に。出場者も当初は吉本の芸人さんだけでしたが、ほかの事務所に所属する芸人さん、そしてライター、漫画家、俳優、さらにはプロレスラーなど、他ジャンルからも参加する大会となっています。
先日の『IPPONグランプリ』に出場していた、チュートリアル・徳井さんも『ダイナマイト関西』にたびたび出ており、「祇園の若旦那」というキャッチフレーズにふさわしい、ちょっと切なかったり、余韻が残ったりするような回答が特徴です。今回の「どのみち勢いで始めた仕事だから...」(お題:中村吉男さんが番台を引退する理由は?)「あの子なりに楽しんでいるんです」(お題:カルタの読み札)も私としては相当好きでした。それから、S的な答えが持ち味(笑)のバナナマン・設楽さんも、相方の日村さんと共に『ダイナマイト関西』に出場した経験があります。そのときは2人とも勝ち進み、準決勝ではバナナマン対決になりました(結果は日村さんの勝利)。
しかし、『ダイナマイト関西』で忘れてならないのは、やはりケンドーコバヤシさんでしょう。持ち前のバリトンボイスと得意の絵をまじえて数々のホームランを放ち、優勝経験もあるコバヤシさんですが、一方で危うく自滅しかけるという過去も。2006年の『ダイナマイト関西2006~オープントーナメント大会~開幕戦』では、麒麟・川島さんを相手に勝利を目前にしながら自らの下ネタでポイントを失い(笑)、サドンデスになるという波乱がありました。大阪で見たこの試合、コバヤシさんがイスから崩れ落ちる姿は今でも忘れられません。さらにコバヤシさんはプレーヤーとしてだけでなく、解説席でも活躍。バッファロー吾郎・竹若さんを毎回、「若竹さん」と呼び、「問題チェンジ」の声がかかると「モンチェン」と言うのはもはやお約束であり、見に行く人たちの楽しみのひとつでもあります。
バッファロー吾郎・木村さんは、『ダイナマイト関西』をいつか大晦日にテレビで放送される大会にしたいと話していました。『IPPONグランプリ』のようにグループごとではなく1対1の戦いのため、2人の回答を待つ間には会場が静けさに包まれる場面もあり、初めて見る人は少し戸惑うかもしれません。でも、息を呑む戦いの中で笑いの技が繰り出され、張り詰めた空気の会場に一気に爆笑と拍手が起きるその様子はまさに格闘技。実現すれば、日本中の茶の間が笑いの戦いに注目し、ツイッターは『ダイナマイト関西』祭りになるでしょう。
『ダイナマイト関西』の過去の大会は、現在、DVDでも見ることができます。『IPPONグランプリ』とはまた違う、大喜利の面白さを是非ご覧ください!
【written by きただてかずこ】 子供の頃からお笑いが好きで、オトナになった今もバラエティ番組を見なければ夜も日も明けぬ毎日。ライブにもしばしば足を運び、笑える喜びにどっぷり浸りまくっている。
【最近の私】先日の『27時間テレビ』はすべてが面白かった!『アカン警察』の中居くんの友達、仙台放送のガキさん、やべっちのマラソンの中での小ネタ集...いろいろ長く語り継がれるエピソード満載でした。
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先日、「Like a record round! round! round! Japan」というユニットのライブに行ってきました。実はこれ、藤井隆さんとレイザーラモン・RGさん、椿鬼奴さんが、80年代・90年代の洋楽を歌うだけのユニット。あえて笑いの要素を組み込むわけでもなく、懐かしの洋楽をカラオケで歌っている様子をただ見ているだけなのですが、これが本当に楽しくて、クセになりそうなライブでした。
会場は新大久保にある、ネイキッドロフト。50人あまりでいっぱいになる会場は、チケット争奪戦を勝ち抜いた、昔の洋楽に反応できるぐらいのオトナたちで満員でした。まずはユニット名に歌詞が盛り込まれているDead or Aliveの『You Spin Me Round (Like a Record)』を歌いながら3人が登場。『王様のブランチ』(TBS)のコーナー「買い物の達人」でゲットしたおそろいのハデ目で大ぶりのジャケットに身を包み、同じく『ブランチ』で購入した、ポリシックスを思わせるサングラスをかけたその姿は紛れもなく80's。「みんな立って!」の藤井さんの声に応えて客席も全員総立ち、と最初からオトナの悪ふざけ炸裂です。単に歌を歌うだけでなく、しっかり当時の空気を漂わせ、ミュージシャンになりきる3人に客席もすっかりノセられまくり。中にはペンライトを持っている人がいたり、Like a record round! round! round! JapanのTシャツを着ている人がいたり、と、アイドルのコンサートのような状況を3人も(特に藤井さんは)楽しんでいたようでした。
その後はトークを交えつつ、それぞれが好きな洋楽をカラオケで歌い、中盤にはお客さんからリクエストを募るコーナーも。Duran Duranの『Reflex』やTake Thatもカバーした『Relight My Fire』、Gloria Estefan & The Miami Sound Machineの『1,2,3』、Daryl Hall & John Oatesの『Private Eyes』など、私にとってはアーティストの名前や曲名を言うだけでグッとくる曲のオンパレード。その一方で、日本の歌でも『恋におちて』のように2番が英語の歌詞の曲は洋楽扱いにすることが急遽決まる一幕もありました。さすが、松田聖子さんが「Seiko」名義で出したイギリスデビュー曲、『Dancing Shoes』を堂々と「洋楽」と言い切るだけあります。
そんなこんなで楽しい時間はあっという間に終わりを迎え...と思いきや、7時に始まったライブは11時を過ぎた頃に終了。ボリュームがある上に濃い内容ではありましたが、それでも最初から最後まで本当に楽しいライブでした。
以前、別のライブで鬼奴さんは「歌を歌うだけのライブがやりたい」とおっしゃっていました。そのときはみんな苦笑いという感じでしたが、それからいくらも経たないうちにこうして現実のものになり、あろうことか3人それぞれが歌った楽曲がネット配信されるまでになっています。でも、このライブに関しては、お客さんも笑いを期待してくるというより、懐かしい時代を藤井さんたちと共有するためにやってくるという感じ。自分と同じく洋楽好きで、しかも本気で歌ってくれる3人が一緒なら楽しくないわけがありません。私もその1人で、『Private Eyes』のサビの拍手が何の打ち合わせもなく全員でピッタリ合わせられる状況には、思わずトリハダが立ちました。
ちなみに、吉本の美容番長・シルクさんは、パンク全盛期のロンドンに行ったことがあるのだとか(さすが、「ウワサ年齢50歳!」)。藤井さんは「いつかゲストに出てほしい」とおっしゃっていましたが、いつもはセクシーに『テキーラ』で踊るシルクさんが、Johnny Rottenばりに『Anarchy in the U.K.』を歌う姿も見てみたいものです。
【written by きただてかずこ】 子供の頃からお笑いが好きで、オトナになった今もバラエティ番組を見なければ夜も日も明けぬ毎日。ライブにもしばしば足を運び、笑える喜びにどっぷり浸りまくっている。
【最近の私】4月スタートのドラマが佳境を迎える時期。今回は珍しくあちこちつまみ食いしながら見ています。ちなみに日曜夜は『JIN -仁-』ではなく、『マルモのおきて』チョイス派です。
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『アメトーーク!』(テレビ朝日)の「家電芸人」に代表されるように、テレビや舞台などで芸人さんが自分の得意分野について語る機会がよくあります。最近はオリエンタルラジオの藤森さんが早稲田大学の恋愛学講座にゲストで招かれるなど、大学の講義で芸人さんが話すこともあるようですが、先日行われた東京大学の学園祭「五月祭」には笑い飯の哲夫さんが登場。イベント『笑い飯 哲夫のおもしろ仏教講座』で仏教にまつわる知識を披露しました。
当日はあいにくの雨模様にもかかわらず、会場は現役東大生を含む約550人で満員。立見も出るほどの盛況ぶりでした。
幼い頃から般若心経を写経し、いつしかスラスラ書けるようになっていたという哲夫さん。今でもネタ作りをしているとき、アイデアに詰まると、とりあえず手だけでも動かしておこうと写経を始めるのだそう。Wボケが持ち味の漫才とは正反対の行動だったため、芸人仲間にはたびたびイジられることになってしまいましたが、これで哲夫さんが仏教に詳しいことが知られるようになり、『えてこでもわかる 笑い飯哲夫訳 般若心経』(ヨシモトブックス)、『見たら必ず行きたくなる 笑い飯哲夫のお寺案内DVD~修学旅行でなかなか行けない奈良のお寺編~』(よしもとアール・アンド・シー)と、仏教関連の本とDVDを手がけることへとつながりました。
今回の東大の講義は、それらの中で登場する話も含めたいわば「仏教入門編」といった内容。仏像にはランクがあるという話や、ブッダに乳がゆを作った女性の名はスジャータといい、コーヒーフレッシュでお馴染みの商品と同じ名前とか、五重塔は実はブッダのお墓であるといったエピソードを分かりやすく解説してくれました。途中には、何をされても動じないことの例えに鼻フックが出てきたり、普通よりサイズが長めの黒板消しを気に入ってムダに使ってみたりと、芸人さんらしく笑いも交えながら話してくれましたが、約1時間の講義は一切よどむことなく進行。その様子はまさに「立て板に水」でした。
ちなみに哲夫さんは、7月15日にEテレ(NHK教育テレビ)で放送予定の特別番組『コレヤバっ』に出演し、中学生の質問や悩みに答えるのだとか(https://www.nhk.or.jp/koreyaba/)。番組の告知の中では「お笑い芸人きっての仏教哲学者、笑い飯・哲夫さん」と紹介されているので、仏教的な考え方をベースに話を進めるのかもしれません。
東大の講義でも「哲夫先生」という、普段聞きなれない呼ばれ方をされていましたが、Eテレでは「仏教哲学者」!仏像はランクが上がると煩悩の数が少なくなるそうですが、哲夫さんの場合はどんなに偉そうな敬称をつけられても変わらずボケを挟みこみ、煩悩全開でふざけてくれそうな気がします。そんなふうに敷居が低ければ、仏教にあまり興味がなくても、「ちょっとのぞいてみようかな...」という気持ちになれるはず。みなさんも哲夫先生の下でサラリと仏教を学んでみませんか。
お笑い界の賞レースが続くこの時期。年末に『M-1グランプリ』があったばかりですが、今度は間もなくピン芸を競う大会『R-1ぐらんぷり』の決勝が行われます。今週の月曜日の記者会見で決勝進出者が発表になりましたが、私はその会見の様子を見てきました。
当日はマスコミ関係者の方々だけでなく、私のように一般のファンも見学していたため、芸人さんの名前がコールされると歓声が上がる場面も。特に、長い間期待され続けて、今回、ついに決勝進出を決めた佐久間一行さんには、ひときわ大きな拍手と喜びの声が上がっていたように思います。
ほかに決勝に進んだのは、キャプテン渡辺さん、COWCOW山田與志さん、AMEMIYAさん、バッファロー吾郎・木村さん、ナオユキさん、スリムクラブ真栄田さん、ヒューマン中村さん(出演順)。この中で決勝経験者はCOWCOW山田與志さんですが、残念ながら優勝には届かず。2009年には3位になったものの、この年の優勝者への副賞は自動車だったこともあって奥さんが大変残念がり、のちに自ら同じ自動車を買っていたそうです。
キャプテン渡辺さんとAMEMIYAさんは『あらびき団』(TBS)などに出演したこともある芸人さん。キャプテンさんは「あるあるネタ」の漫談ですが、取り上げる分野がなかなかコア。これまでにも某有名弁当店のパートさん、パチンコ好きな人のあるあるネタなどをやっていましたが、『R-1』準決勝ではさらにアウトローな「友人から借金する人」をピックアップ。でも、しゃべり方の歯切れのよさのせいか、設定に似合わずさわやかですらありました。AMEMIYAさんは芸人さんからミュージシャンになり、再び芸人さんに戻ったという方。現在はギターを弾きながら「冷やし中華始めました」「TOKYO WALKERに載りました」といった、店先に貼り出された一言から生まれる、とてつもないドラマを歌い上げるネタをしています。あの熱唱ぶりは注目です。
バッファロー吾郎・木村さんは『キングオブコント』初代チャンピオン。会見では、MCの雨上がり決死隊との「吉本印天然素材」な感じが見えるやり取りがたまりませんでしたが、大会のネタも期待したいところ。ナオユキさんはゆっくりしたペースの漫談をする方で、過去2大会は敗者復活戦に当たる「サバイバルステージ」に進んでいます。今回は満を持しての決勝進出ですが、対戦相手は『M-1』王者・スリムクラブの真栄田さん。スローvsスローの対戦はどんな結果になるのでしょう?ちなみに、真栄田さんのピンネタは『M-1』でスリムクラブにハマッた人なら、きっとトリコになるはずです。
そして、最後に登場するヒューマン中村さん。会見では「『お前、誰やねん』という感じだと思いますが...」と話していましたが、なんとテレビに出るのは今度の『R-1』が2度目だそう。今、人気のジャルジャルと同期で芸歴7年目です。初めて出た番組では「『R-1』とかも狙って頑張ってくださいね~」と言われていましたが、それが現実になりました。このまま一気に優勝したら、たくさんの芸人さんに夢を与えることになるでしょう。
というわけで、『R-1ぐらんぷり』決勝は2月11日(金)19時から。ちょうどその時間に働いている私は、すべての情報をシャットアウトして家路につくとします。
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【written by きただてかずこ】 子供の頃からお笑いが好きで、オトナになった今もバラエティ番組を見なければ夜も日も明けぬ毎日。ライブにもしばしば足を運び、笑える喜びにどっぷり浸りまくっている。
【最近の私】『R-1』予選こぼれ話。2回戦で、タッキー&翼の『Venus』を踊っただけで帰っていった人がいました。口パクするでもなく、ただ踊るだけ。そのことをTwitterでつぶやいたところ、関口ジョニーズさんという芸人さんだったことが判明しました!さすがTwitter、そして気になるジョニーズさん...。
すっかり年末の風物詩になっている『M-1グランプリ』。今年も12月26日の決勝を目指し、8月から予選が行われています。先週末には東京と大阪で準々決勝が開催され、私は大阪の戦いの模様を見てきました。
実は準々決勝が行われるのは、今回が初めて。去年までは3回戦の後、準決勝が行われ、これを勝ち抜けばテレビで生放送される決勝に進むことが出来ました。しかし、年々参加者が増えることを考えてか、今年は3回戦と準決勝の間に準々決勝が組み込まれ、出場者は今までより1つ多く予選を戦うことになったのです。見ているほうは楽しみが増えましたが、出場する芸人さんにしてみれば、より緊張感の高まる大会になったのかもしれません。
さて、大阪での準々決勝に出場したのは26組(出場者と合格者はコチラ⇒http://www.m-1gp.com/1204.htm)。モンスターエンジンやジャルジャル、かまいたち、笑い飯のような、全国的にもテレビで見ることの多いコンビもいれば、まだ劇場での活動が中心の若手もいましたが、『M-1』の審査基準は「とにかく面白いこと」。10年前の第1回大会で、まだ無名ながら決勝まで進んだ「麒麟」のように、面白い漫才さえすれば下克上も多いにありうるわけです。そういう、まだあまり知られていない若手の芸人さんが会場を沸かせる様子には、面白さと同時に感動すら覚えることがあります。
今回の準々決勝で言えば、「アーリアン」はそんなコンビのひとつ。大阪でもあまり知られていない存在のようですが、母親と思春期の息子が思わぬ形で対決するというネタで大いに笑いを取り、見事、準決勝進出を果たしました。また、「プリマ旦那」は結成2年目のコンビ。ボケの野村さんはまだ高校生だった2006年当時に、別のコンビで『M-1甲子園』に出場し、優勝した経験を持っています。当時から面白くて気になっていましたが、プリマ旦那も頑張ってほしいもの。こちらも前回大会に続き、準決勝に進んでいます。
そしてなんといっても忘れてはならないのは、ラストイヤーにかける笑い飯でしょう。実は今回の大阪準々決勝観戦の目的のひとつは、予選での笑い飯を見ることでした。2人は毎年すべての予選を大阪で戦い、準決勝からストレートで決勝に進んでいたため、今まで見る機会がなかったのです。満を持して、今回やっと大阪まで行って2人の漫才を見たわけですが、あの破壊力は一体何なんでしょう?毎度お馴染みのスタイルでありながら、とてつもなくバカバカしく、かつ涙が出るほど面白い。私があまりにハードルを上げすぎて、皆さんが見たときにガッカリ...ということになると困りますが、個人的には、ここまで言っても笑い飯にとっては何も妨げになるものにはならないと思っています。今年も面白いですよ。どうぞお楽しみに。
というわけで、早くも来週12日には東京・国技館で準決勝が行われます。今年は「漫才は国技だ!」というスローガンの下、24組の漫才師たちが決勝行きの8枚のチケットを巡って楽しくも熾烈な戦いを繰り広げます。もちろん、私もその模様をしっかり見てきます!その日を思うと、こちらも緊張でドキドキが止まりませんが(笑)、面白い漫才が見られることを楽しみにしたいと思います。
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【written by きただてかずこ】 子供の頃からお笑いが好きで、オトナになった今もバラエティ番組を見なければ夜も日も明けぬ毎日。ライブにもしばしば足を運び、笑える喜びにどっぷり浸りまくっている。
【最近の私】昨日、ワハハ本舗の「セクシー寄席」というライブを見てきました。セクシーとは程遠い(笑)女芸人さんたちが出演するイベントでしたが、お笑いライブというより楽しい接待を受けたような気分。客席に常連さんが多い、アットホームな雰囲気がそう思わせたのかもしれません。
【written by きただてかずこ】 子供の頃からお笑いが好きで、オトナになった今もバラエティ番組を見なければ夜も日も明けぬ毎日。ライブにもしばしば足を運び、笑える喜びにどっぷり浸りまくっている。
【最近の私】「M-1」の予選が3回戦に入りました。今年も例年通り、観戦に通っています。うふふ。12月の週末はほとんど「M-1」で埋まるという、オトナにあるまじきスケジュールです(苦笑)。
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かねてより、メルマガや当ブログでご案内していた課外講座「ルミネに行きまSHOW!」を先日、開催しました。当日は受講生や修了生のほか、当校代表の新楽を始めとするスタッフも多数参加。今回のラインナップは麒麟や笑い飯、NON STYLEの『M-1グランプリ』で名を馳せたコンビのほか、テレビで大人気のフルーツポンチやハイキングウォーキング、ベテランの西川のりお・上方よしお、さらにはルミネtheよしもとならではのユニット、水玉れっぷう隊&ハリガネロック・大上邦博&ISOPP、そして吉本新喜劇。いつにも増して見どころの多いステージとなりました。
中でもうれしい驚きを見せてくれたのはハイキングウォーキング。テレビではショートコントが多い2人ですが、この日はスタンドマイクを挟んだ漫才スタイル。「卑弥呼さま~っ!」のギャグでおなじみのQちゃんがファミレスのうっとおしい店員に扮し、お客さん役としてツッコミの松田さんを困らせるのですが、Qちゃんのボケは見る人の予想を見事に裏切り、期待以上に楽しませてくれました。一緒に見ていたスタッフの中でも、この日の「面白かったコンビランキング」で1、2位を争うほど。テレビとは違ったネタを見ることができ、わざわざ劇場に足を運んだ甲斐があったと思います。
それから、水玉れっぷう隊&ハリガネロック・大上邦博&ISOPPはダンスを取り入れたコントで、こちらは意外性が爆笑を呼んでいました。一見、さえない先生たちが「ラジオ体操」と称して見せるのは激しい動きのダンス。カツラをヘルメットのように扱ったり、女性教師に扮したはずの水玉れっぷう隊のアキさんが服の乱れも気にせずダンスに没頭したりと、まさに笑いとダンスのコラボレーション。ちなみにISOPPさんはプロのダンサーですが、『あらびき団』(TBS)にも出演経験があります。この日、参加した修了生の1人は、オープントライアルの調べ物でISOPPさんを知ったと話していました。笑いとダンスだけでなく、期せずしてトライアルともコラボしていたようです。
ほかにも、トップバッターのNON STYLEは客席での思わぬハプニングをモノともせず、『M-1』王者の貫禄を見せ、のりお・よしおは時事ネタを織り交ぜつつ、往年のギャグを自虐的に取り入れた漫才を披露。新喜劇は劇場を中心に活躍する芸人さんが多かったものの、お馴染みのストーリー展開では誰が出ても面白く、特に子供の頃から新喜劇に慣れ親しんでいたスタッフには好評でした。
「ルミネに行きまSHOW!」は今後も密かに開催をもくろんでいます。今回、残念ながら来られなかった皆さんも、次回はぜひご参加ください!
【written by きただてかずこ】 子供の頃からお笑いが好きで、オトナになった今もバラエティ番組を見なければ夜も日も明けぬ毎日。ライブにもしばしば足を運び、笑える喜びにどっぷり浸りまくっている。
【最近の私】7月スタートのドラマ、見てますか?『うぬぼれ刑事』(TBS)はさすがの面白さ。そして『ジョーカー』(フジテレビ)と『GM~踊れドクター』(TBS)も見逃せないわけですが、理由は察して下さい(笑)。
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かつて「号泣」という漫才コンビで活動し、現在は「手相占い芸人」としてひっぱりだこの島田秀平さん。最近は、芸人さんたちが運をつかんだことで有名になった「清正井」など、パワースポットの火付け役としても有名です。先日、その島田さんがパワースポットを紹介するDVD『島田秀平オススメ!開運パワースポット巡り』をリリース。HMV渋谷で発売記念イベントが行われ、私と当校スタッフAが参加しました。
今年に入り、100か所近くのパワースポットを訪れているという島田さん。DVDでは、その中から関東近郊の30か所を「恋愛運」「金運」などご利益別に紹介しています。中でも最近の島田さんのオススメは、両国にある回向院(えこういん)。ここには江戸時代の義賊・ねずみ小僧のお墓がありますが、ねずみ小僧は長年捕まらなかったため、古くから強運の持ち主と考えられています。最近ではお墓を参拝するとギャンブル運が上がるとも言われており、これにあやかろうとねずみ小僧の墓石を削り、その粉をお守りにする人が絶えないのだそうです。実際、ここを訪れたある番組のADさんは、直後にパチンコで大当たりしたのだとか。ほかに回向院は、受験などこれから勝負をかけようという人にもぴったりのパワースポットだということです。
また、このDVDには、実際にそれぞれの場所を島田さんが訪ねる様子が収録されているため、見ているだけで行った気分になれます。パワースポットは気になるけど、なかなか足を運べないという方も多いかもしれませんが、そんな方にはまさにうってつけ。もしかしたら、ご利益も一緒についてくるかもしれません。
そしてこの日のイベントでは、パワースポットの話に加えて、お馴染みの手相のことにも話が及びました。これまで、数多くの人たちの手相を見てきたことで金運線が延びる一方、眼精疲労の相も出てきたという島田さんですが、会場に集まった人たちの質問にもきちんと答えてくれました。島田さんによれば、手は手相だけでなく、出し方でもチェックできるのだとか。「手を出してください」と言われたとき、指の間が開いている人はストレスがなく、閉じている人はストレスを感じている、そして、中指と薬指だけがくっついている人は非常に疲れているのだそうです。私もスタッフAもしっかり開いて出していたので、どうやら日ごろのストレスはないみたいです。
そしてイベントの最後には、握手会と写真撮影会も行われましたが、やはり皆さん自分の手相が気になる様子。結局、握手と写真撮影だけでは終わらず、それぞれ手相を見てもらいながら悩みを相談する会となりました。スタッフAも今後のことについて聞いてみたところ、ふだん気にしていることをズバリと言い当てられたそう。本人はかなり衝撃を受けていましたが、「偉そうなこと言っちゃってゴメンナサイ」という言葉もかけていただき、思わぬ衝撃だけでなく、島田さんの優しさも感じながら会場を後にしたのでした。
というわけで、もはやご本人がパワースポット化しているといっても過言ではない、島田さんのDVD『島田秀平オススメ!開運パワースポット巡り』は、開運待受けプレゼントつきで(株)イーネット・フロンティアから絶賛発売中です。あなたもこれを見て運を引き寄せましょう!
『島田秀平オススメ!開運パワースポット巡り』
発売日:2010年7月23日
品番:ENFD-7098
価格:1,980円(税込)
収録時間:本編52分
発売元:(株)ホリプロ/(株)イーネット・フロンティア
販売元:(株)イーネット・フロンティア