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「サロン ド カフェ ボワシエ」:
          天井の高さが想像力と創造力を育てる!?

2011年09月09日

【written by 萩原 香(はぎわら・かおり)】 イングリッシュ・クロック担当スタッフ。高校の同級生との集まりを "食いしん坊の会"と名づけ、みなで美味しいものを探求し続けはや十数年。モットーは"You are what you eat."。
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イングリッシュ・クロック(以下EC)の主任講師である山根克之先生は、密かにアカデミー周辺のおいしいお店に詳しいらしい。空き時間に一息ついたり、講義の計画を練ったりするときには、いくつかあるお気に入りのカフェに行き、お茶を飲みながら考えをめぐらしているのだそうだ。今回は、そんな山根先生が学期の初めに大きな計画をじっくり練りたいとき利用するというカフェ、大丸東京店3階の「サロン ド カフェ ボワシエ」に行ってみた。

CIMG2681.JPG「ボワシエ」は本店がパリの高級住宅街・16区にあるショコラトリー&カフェで、創業は1827年。『レ・ミゼラブル』で知られる文豪、ヴィクトル・ユーゴーもその味を賞賛したのだそうだ。 大丸東京店の「ボワシエ」は2007年11月にオープン。店内は広々としており、天井の高さはなんと7メートルもある。壁はボワシエブルーと呼ばれる鮮やかな青色で彩られ、天使の画が描かれている。さらに、大きな窓からは柔らかい光が差し込み、心が洗われるようだ。そういえば、天井の高い家は想像力や創造力が豊かな子を育てる、らしい。因果関係は定かでないが、天井が高い家の中には大量の酸素があり、これによって思考を司る脳が活性化されるため、想像力や創造力が豊かになっていくという話だ。

真偽のほどはどうであれ、「ボワシエ」のような空間の中でなら、脳が活性化し、いい考えが浮かぶに違いない。この数年、ECのカリキュラムがここから生み出されていたことを思うと担当者としては感慨深い思いだ。

CIMG2688.JPGさて、「ボワシエ」での山根先生のお勧めは、ラベンダーの香りを付した紅茶『ボワシエブレンド』。私は『生ハムとモッツァレラチーズのガレット』と一緒にこの紅茶をいただいた。ガレットはもっちもちの生地に生ハムとチーズ、新鮮な生野菜がたっぷりのせられており、カラフルで目にもおいしい華やかさ。味は生ハムとチーズの塩辛さが程よいアクセントになっている。そして紅茶は、温かいままをいただけるようにとの心遣いからか、1人用の南部鉄瓶に入れて出してくれた。芳しい香りがたまらなく、リラックスの方向へ導いてくれる至極の一杯だった。

リラックスもヒラメキが生まれるときに必要な要素のひとつ。天井の高い「ボワシエ」でボワシエブレンドを楽しめば、今までにないほどのすばらしい考えが浮かんでくるかもしれない。仕事、あるいは人生に少し息詰まりを感じたときや、大きな展望を抱きたいときぜひ訪れていただきたい、特別な空間だ。

★お店情報★
店名:サロン ド カフェ ボワシエ 大丸東京店
ジャンル:カフェ ランチ
電話番号:03-3287-0256
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1
交通手段:JR東京駅八重洲北口改札を出てすぐ
営業時間:午前10時~午後8時(祝日を除く木・金は午後9時まで)
定休日:大丸東京店に準ずる

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